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#本と人とつながる flier book salon 2019

こんにちは!本の要約サービス フライヤーの読書コミュニティ「book labo」メンバーのあやねーです。
2019年10月19日(土)に、フライヤー会員限定のイベント「flier book salon 2019」が開催されましたので、その模様をレポートします。

「知的好奇心に素直に生きよう」

第一部前半は、『あたりまえを疑え。』の著者である澤円さんより、知的好奇心をテーマとした基調講演と、続いて澤さんとフライヤーCOO 荒木さんの対談でした。

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「プレゼンの神」と言われている澤さんのプレゼンテーションは45分くらいあったのですが、お話にひきこまれて、ショーを見ている様であっという間でした。

プレゼンテーションでは、私たちがドヤ顔で使える小ネタも教えてもらいました。今、世界に存在する、溺れてしまうくらいの全データのうち、90%は直近の二年間で生まれた情報だそうです!つまりたった三年前の情報でさえも、残りの10%に埋まってしまっていて、劇的に世の中は変わっているということでした。そのスピード感にとても驚きましたが、翌日には私も当然のように、姉にその小ネタをドヤ顔で話していて、そんな自分にも驚きました。

この情報の大海原をどのように泳いだら良いのか。情報に踊らされることなく、データに振り回されずに、必要な情報を掴むには、どうしたら良いのか。私たちは、他者から与えられてではなく、自分で考えなければならない。重要なのものは、データではなく知的好奇心。そのために大事なのは「Being=自分はどうありたいのか」。どうしたいのかではなく、どうありたいのか。他人の人生でなく、自分の人生を生きてゆく。つまり、自分の幸せとは何か、それを知ることが大切という事でした。

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では、Beingを知るにはどうすればいいのか?それは自分が5歳児だった時になりたかったものをなぜ?なぜ?なぜ?と考えていくのが良いそうです。とは言っても、なかなかすぐには落とし込めないですが、自分とじっくり向き合ってみようと思いました。

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本から見つける「ヒラメキ」のタネ

第一部後半は、『紙1枚!独学法』の著者、浅田すぐるさん、『東大読書』の著者、西岡壱誠さんと荒木さんの対談で、テーマは「本から見つけるヒラメキのタネ」でした。

浅田さんと西岡さんの読書法を例に、インプットとアウトプットのヒントを教えて頂きました。

お二人に共通していたのは、「能動的に読む」「読んでまとめる」という点でした。読む前の事前準備をしっかりして、著者に質問を問いかけながら読む。読んだら、一言でまとめる。要するにこの本は何が書いてあったのか?と、まとめられなければ、それは読めていないということになるそうです。(厳しい…!)しかしそのまとめは、著者の意図とは違っていても良くて、読者の目的によって解は変わってくるので、正解を探すような読み方はしなくて良いとのことでした。

インプットもアウトプットも、ただ漫然とやるのではなく、能動的に行うことが大切。あえて無目的の読書をすることで、そこからひらめきを得ることもある。アウトプットは文字にすることだけに限らず、人に話すことでも良いし、究極的にはアウトプットをしなくても良い。人に聞かれたらいつでも答えられるようにしておくことは、アウトプットと同じ。インプットもアウトプットも義務感ではなく、とにかく楽んでやるマインドが重要ということでした!

(素敵なグラレコはしゅずいさんです)

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要約を活用した読書会ワーク

第二部は、いつものbook laboのように、小グループに分かれて要約を活用した読書会を行いました。読書会をどんな風にやっているか詳しく知りたい方は、こちらのnoteをご参照ください。

今回の課題書籍(要約)は『ライフ・シフト』と『学びを結果に変えるアウトプット大全』で、どちらか好きな方を選びました。ファシリテーター役のラボメンバーが各グループにつき、みなさんの意見をまとめました。

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各ファシリテーターの発表に対して、澤さん、浅田さん、荒木さんから随時フィードバックをもらえたのですが、スピード感があってとても刺激的でした。

おわりに

読書会のあとは、その場で懇親会もありました。100名満席のイベントでとても全員とは話せなかったですが、本がきっかけで様々な人が出会い、つながってゆくことはとても素敵だなと思いました。

今回のイベントに私は企画チームとして携わりました。こんなに素敵な空間をみんなと一緒に作ることができてとても幸せでした。book laboに入ってよかったな、と心の底から思いました。荒木さん、大賀さん、ありがとうございました。そして金城さん、フライヤーのみなさまお疲れさまでした!

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(記事:あやねー


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