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民間主導の地域ポイントスキーム  「まいぷれポイント」

こんにちは、FLN公共チームの林です。今回はFLN独自のブランドポイント事業である「まいぷれポイント(以下、まいポ)」の取り組みについてご紹介します。

■まいポとは?

「まいポ」は、地域内のお店でのお買い物で貯め、また別のお店のお買い物の際に使うことのできる地域共通ポイント事業です。船橋市、鎌ヶ谷市、富津市の千葉県の三つのエリアと島根県出雲市、松江市、鳥取県米子市を中心とした山陰エリアで展開しています。地域経済の循環強化に寄与する地域内でのみ使用できるポイントシステムです。

スマホ・カードでのポイント付与と利用が可能。

これまでの記事では、「ゆうすいポイント」や「ひらぽ」など自治体と共に運営しているポイント事業についてのご紹介を中心としてきましたが、まいポはそれらとは異なり、民間企業(FLNとパートナー企業)のみで運営を行っているものです。

⇩⇩ 自治体との取り組みはこちらのマガジン内の別記事へ ⇩⇩

まいポの様々な取り組み

「まいポ」は、利用者が自分の地域を更に楽しむためのきっかけと、コミュニティ形成・まちづくりのためのインフラとしての機能を提供することを目指し様々な取り組みを企画・運営しています。

1. 千葉県船橋市での取り組み 

船橋漁港で毎月第三土曜日に行われている「船橋漁港の朝市」は、地元船橋を愛する生産者さんたちが魚介をはじめとして様々な品を出品しているとても活気のある朝市です。

お買い物ではポイントを貯めたり使ったりすることができ、更にまいポブースではまいポの抽選会といった催しを行っています。

2.山陰エリアでの取り組み

「おさがりマルシェ」とはまいポを媒介とした、子ども用品のおさがり品の交換会です。商店街のイベントやイオンモール内などで開催しており、参加者は子ども服のサイズが合わなくなったものやおもちゃなどをマルシェへ提供をすることができ、子ども用品を持ち込みすると対価としてまいポをお渡ししています。

また、まいポ100ポイントにつき持ち込まれた別の子ども用品1つを持ち帰ることができます。思い出の詰まった子ども用品をただリセールするのではなく、地域の誰かに引き継ぎつつ、ポイントを得ることができます。さらに、獲得したポイントで、また別の子ども用品をお得に持ち帰れるため、多くのご家族にご参加をいただいています。SDGsの観点でもリユースを促進し、地域内での資源の利活用と経済の循環にもつながっています。

■「まいポ」の価値と目指すビジョン

「まいポ」は地域内でのみ使える共通ポイントです。地域内のお店でのお買い物で貯めたり使用できるだけでなく、ポイントが持つ「インセンティブ」という性質を活かしつつ、まちづくりに寄与する企画を行ってきました。

今後は、もっともっと地域のインフラとして機能していくような存在になるべく展開し、利便性と地域性を兼ね備えた存在となっていければいいな~と考えています!

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