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アマチュアは「払う」だけなのか④

始めに私が考える「アマチュア・ミュージシャン」の定義を申し上げておきます。

クラシック以外のいわゆるポップス(大衆音楽という意味での)を好む、音楽業務を専業としたり自己の主な収入源としていない音楽(演奏)愛好家、ということでお考えください。プロ志望者も含みます。

このことを明らかにすべきというDMをくださった@aaadeluxe様に感謝致します。ありがとうございました!

さて前回の終わりに述べた、アマチュア・ミュージシャンにとっていちばんの問題である「ベストなライブ」の規模、そして場所についてお話ししていきましょう。

今まで長年(約30年)様々なライブを手掛けてきた経験上で具体的に申し上げるとソロ・ミュージシャンの場合、会場がホールでしたらキャパ200人程度、ライブハウスだとキャパ50人。それぞれ観客実数は100〜150人、後者で25〜50人程度ではないでしょうか。

当たらずとも遠からずと自負します。それ以下ですと張り合いが無く、それ以上ですと音楽活動以外のいわゆるしがらみ(お付き合い、義理など)が大きな負担になってしまいます。

場所についてです。音楽活動を続けるうえでの金銭的な問題のいちばん大きな要素は演奏する場所の代金です。

場所代に大きく関係するのは「都会か地方か」です。これは全くもって月とスッポン、雲泥の差があります。もちろん地方の方が格段に廉価です。

私が何を言わんとしているか、大体が見えてきた方もかなりおられると思います。

…⑤に続きます。

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