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強かに生きろ。

というのは、何年か前に(心が)路頭に迷った時に占い師さんに言われた言葉です。
もはや占いでもなんでもない人生アドバイス。

昔から私は「賢く生きる」みたいなことが苦手で、まして「強か」なんてとんでもない……って思っていました。
それを聞いた時も、全然受け入れられなかったな。

なんというか、「強か」って、周りを蹴落としたり、出し抜いたり、正々堂々としてない生き方のイメージがあったんですよ。

でも最近いろんなことを経験して、自分なりに考えて行動して……
いや、結構大事なのでは?「したたか」、必要かもよ?と思い始めた。
しかもGoogle先生に聞いたら、

「粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。「世の中を—に生きる」
「強く、しっかりしているさま。」

とのこと。
えっ、いいじゃん……
めちゃくちゃカッコイイじゃん……。

後ろ暗いイメージのことは全然書いていなくってただの私の勘違いで、「占い師さん!ありがとう!今になって響いてるよ!!!」っていう感じです。

最近の諸々を通して、良くも悪くも自分のことは自分でしか守れないし、自分のことは自分で幸せにするしかないのだと学びました。
私はこれまで、歳ばかり重ねて、全然精神的に自立していなかったんだ、ってことも。

いつも誰かにおんぶに抱っこで、嫌なことや辛いことからは理由をつけて逃げるくせに、自分じゃ何も決められない。自分の決断や人生に責任が持てない。自信がなくて、怖くて、何にも挑戦できない。そしていつまでも変われないまま、そんな自分の現状に不平不満を抱えたまま、同じところでずっとグルグルしてるだけ。


ちゃんと、自分の幸せも、何を選んで何を選ばないのかも、誰といてどこに身を置くのかも、自分で決めなくちゃ。その決断に、自分で責任持たなくちゃ。自分の人生は自分でハンドリングしなくっちゃ。

「誰かに決めてもらえる」
「誰かに幸せにしてもらえる」
「右にならえっぽいことをしておけばきっと」

そんなことはありえない。十人十色なこの世界で、自分の幸せを他人が知ってるわけがない。だいたい、ちゃんと自立してる大人だったらおんぶに抱っこな人間なんて自分の人生の邪魔でしかない。そんな人とはいたくない。はず。
だから私も、もう、ちゃんと自立したい。

そして、それをしようと動き始めれば動き始めるほど、自分自身の強さはあって損じゃないんだなって。

強かに、生きよう。

誰かにハンドリングされる人生より、きっとずっと生きがいがあるはずだから。

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