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シェアしない人生

#note書き初め として、昨年決断した「シェアしない人生」について書こうと思います。

昨年、自分の中でのちょっとした出来事に、instagramを辞めたことがあります。

instagramは友人同士で楽しく使っていたのだけど、昨年に入ってから何か違和感を感じていました。

その違和感の正体は「インスタ映え」でした。

何をするにも「インスタに載せられる情景はどれか?」という観点に支配されていく自分に気づきました。
目の前の情景、身の回りの出来事を「インスタ映え」という眼鏡を通して見ることがすごくもったいなく思えて来たのです。

昨年の前半ですが、キューバ旅行に行くことにしました。
ふと、
「キューバなどお金もかかるしなかなか簡単に行けない場所だから、そこでインスタの事を考えるのはイヤだな」
という考えが頭をよぎりました。
それで、あっさりと辞めてしまいました。

辞めたら本当にすっきりしたもので、
インスタしてた頃:「すごく感動したけどインスタには載せにくいな〜」
だったのが、
インスタ辞めてから:「すごく感動!」
となって、非常に気分良く楽しめる。

インスタが普及する前は後者が当たり前だったのだけど、久しく忘れていました。

それを経験してから、「自分はシェアしない人生を歩もう」と思うようになりました。
シェアできることは人生の一部でしかなくて、むしろ自分にはシェアできないような、一人で感動していることの比率のほうが大部分を占めると感じるのです。
そういう感動の場面でいちいち「でもシェアできないし〜」などと思う必要はなく、ましてや「シェアできるものを探そう」とあがく必要もない。

とは言っても、全てのSNSを辞めるわけではなく、ここのような匿名で書ける場所だったり、facebookは継続しています。

ここに来てfacebookは改めて良いと感じています。
一時の盛り上がりが完全に冷め切って、非常に過疎っている感じもしますが、それが良い。
自分の友人の中でも文章を書くのが好きな人や、旅行の詳細について書きたい人など、いわば精鋭のみが残って活動しているような空間になっています。
そこで昨年は、facebookの微妙な関係でつながっていた人をばっさり切り、実際に会ったことのある仲良しさんのみを残して、再び少しずつ使うようになりました。

そういうことで、ほどよいSNSとの距離感ができたと思いますので、今年はいっそう楽しい人生になるんではと予想しています。

読んで頂きありがとうございました。これからも楽しい記事を書いていきたいと思います。