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キューバ旅行2018(5)ハバナ発

起床8:30。荷造り。
朝食。

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この宿も最後。いい宿だった。
アリーナが飛行機の最終確認とターミナルの確認をしてくれる。
タクシー来るまで雑談。「日本は犬食べる?」「このテレビはケーブルで違法よ」とかかなりアレな話題。たしかにテレビはCNNスペイン語版なのでおかしいと思ってた。しかし夜とかにもっとこの人たちと話せばよかった。スペイン語勉強してまた来よう。
お支払い92CUC。
タクシー来る。

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「日本に戻ったらインターネットでキューバについて書いてね。たくさんの人に来てもらって、キューバを助けてほしい。」とのこと。経済的に大変なことになるのを予感しているのだろう。
キューバに来てからというもの、経済が止まるとこうなるのかというのをいろんな所で感じる。閉まっている店とか、ボーッと座っているだけの人々とか。のんびりと言えば聞こえはいいが、社会主義が強烈に「働いても儲かるわけではない」という足かせになっていると感じる。
タクシー運転手は道すがら観光名所を教えてくれてとても親切。古いタクシーは趣きがあって良いが故障も多いことだろう。
空港でチップあげようと思ったが小銭がなく断念。残念。
空港職員は恐ろしく仕事が遅く、乗れるかどうか不安に。
荷物は預けたくはなかったが、ダメとのことで預けることに。嫌だな。
二階でサンドイッチを温めてもらって食べる。二階の売店のゴーストタウンぶりがすごい。
一階に戻り待合室。金属探知のゲートは何かの裏紙に手書きで記録されており、大変なアナログである。
飛行機はプロペラ機、エアコン無し!入るととてつもなく暑い。駐車場に停めてた車みたい。
CAがモデルのよう。

滑走路に向かう途中、朽ちた飛行機が二台見える。
飛び立ってある程度進むと機内も涼しくなってきた。
サンティアゴに着く。海の色、土の色から判断するに、ここら辺は赤土のようだ。
程なくして荷物出てくる。
出口にて大勢のタクシー運転手に取り囲まれるが、それをかわして送迎を見つける。小銭の都合チップをあげられず残念。

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宿はオールスペイン語。「しょうがないからゆっくり話してやるよ」的な感じ。
宿は非常に質が良い。洗濯と出発のタクシーをお願い。夕食も「魚」で19:00からを頼んだ。

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とにかく暑い中を外出。道すがらインターネットのカードを3cucで入手。ハバナに戻ったら使おう。
tivoliというエリアを見るが正直そこまでではない。ガイド本もそんなに書くことがないのか。

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公園で子供向けのお祭りをしており、子供向けボディペイントが面白かった。
また、確信に変わったのは、キューバで売っているであろうローライズジーンズがカッコいいことである。
部屋に戻って涼み、食事を待つ。
食堂は非常にオシャレで逆に落ち着かない感じもする。

毎度のことだが料理は美味しくない。しかし店員は大変なイケメン。

料理はやはり今のところインド以東アジア、ヨーロッパが圧倒していると思う。なぜこれほどまでに差があるのだろう。
日本でも信州などメシの不味い地域はあるが、やはり農業の歴史の浅い地域、農業の困難な地域はメシがまずいのか。だとすればメソポタミア地域は料理が美味しかったりして。
ヨーロッパ特にイタリア料理がうまいのはローマ帝国の存在のおかげだろう。
日本でも江戸京都はもちろん、博多のような商業の発達した地域、鹿児島のような政治力のあった、あるいは琉球を従えたことによる豊かさの収奪が可能だった地域はメシが特にうまいと思う。琉球自体も中継貿易で大変に繁栄した時代を経験しているわけだし。
などと考えていたら、時間が経って日が暮れてきた。
夜景を撮りにいこうかと思っていたが、そもそも街の灯りのようなものがなさそうなのでやめておく。
その上宿が停電。すぐ治ったが、それをきっかけに部屋で読書開始。マンガとフーコー。
朝食時間を聞きにきてくれたのでシーツはどれか教えてもらう。「シーツ」を聞いたことない単語で表現してた。paで始まる何か。あとで調べなければ。
うとうとして23時ごろ寝る。

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読んで頂きありがとうございました。これからも楽しい記事を書いていきたいと思います。