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「すべての人は対等だ」の方を信じる【マシュマロ返信】

マシュマロを返すぞ〜

ありがとうございます
こちらの記事へのコメントですね

前半部分の中身が気になります
おそらく面白い経験をされたのでしょう

「リーダー目線だと、下の人たちのために動き、その結果下につく人たちも応えようとすると好循環が生まれて良い環境になる」というのはその通りだと思います
このことはサイモン・シネックがTEDトークで語っていて、初めて聞いた時は衝撃を受けました

"Why would you do that? Why would you give your blood and sweat and tears for that person?"
They all say the same thing:
"Because they would have done it for me."

「なぜ、あなたの血や汗や涙をその人(リーダー)に捧げるんだ?」
返ってくる答えはいつも同じ
「だって、彼は私に同じことをするからね」

「てんてふさんの文章は柔らかい」という部分は、そう言ってもらえて嬉しいです
自分の中のどの要素がその印象を生み出しているのか、は気になるところです

「人の中にいるってなんだろうと色々考えるきっかけにもなる、不思議な印象を受けます」の部分は、いただいた文章の中で唯一、ちょっと解釈に悩んだ部分です
「人の中にいる」というのは、自分を集団から切り離して考える意識から来ている言葉かなと思います

自分もそうやって考えるのが好きなので、どんなことを考えているのか聞いてみたいです
「不思議な印象を受けます」の部分はおそらく言語化が可能で、ただマシュマロではそこまでしないと思うので、掘り下げたらブログ一本分の内容になる気がします

感想を送っていただきありがとうございました
書くのを苦にされない方のようなので、既にされてるかもしれませんが、日々の気づきをメモに溜めておくといろいろ捗るのでおすすめです



マシュマロの返事を「だ・である体」で書くか、「です・ます体」で書くかでけっこう迷っている
これまでは「だ・である体」で書いていたんだけど…

ブログは独り言だけど、マシュマロは送り手との会話の側面が強く、「だ・である」だと冷たすぎる気がする
過去のマシュマロ返信も、送り手に満足してもらえる返信だったか、正直自信がない

マシュマロを送るのって勇気がいると思うので、それに応えられるものにしたい
そんなわけで今回は「です・ます体」にして、より敬意を表する形にしてみた



それともう一つ、日本語で敬意を表する際は、尊敬語と謙譲語が主に使われる
丁寧語だけでは敬意不足になることが多い

尊敬語は「相手を高める」、謙譲語は「自分を下げる」もので、どちらも相手との間に上下関係があることを示唆する
この感覚が自分は苦手なんだよな

英語の敬意表現にはそういった意味が薄く、主に「相手と距離を取る」目的で使われる
would, could, please, by any chanceのように、言い方を回りくどくすることによって「命令ではないですよ」「あなたのペースを尊重しますよ」といった意思を表明するのだ

自分はこの敬意表現が好きだ
お互いが対等のまま、相手を不快にさせないように気を遣うスタイル

日本で主流な敬意は、敬語から生じる「相手を高め、自分を下げる」といった意識だと思う
私は相手と対等でいるのが好きなので、相手がその態度を取っていると、どうすればいいのかわからなくなってしまう

「人と人との間には上下関係がある」と捉えるか、「すべての人は対等だ」と捉えるかは、どちらの価値観を信じるかの問題でしかないと思う
価値判断に絶対はないからだ

「すべての人は対等だ」という価値観には、それを信じる人に安心をもたらす力があると思う
自分のあり方や持っているものによって、自身の価値に疑問を感じてしまうことがない

そういうわけで、自分はやはり「すべての人は対等だ」の方を信じたいと思う
どちらを信じる人がいてもいいが、どちらを信じるかは自分で決めていいはずだ

…というようなことを考えつつ、今日のマシュマロの返信部分を書いた
私なりの敬意が伝わっただろうか



じゃまたね
読んでくれてありがとう



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