フラワーアレンジや花束のイメージを変えてしまう魔法のライン

画像1 フラワーデザインの作品にはインパクトの強いものや、しなやかに見えるもの、柔らかいイメージのものなどそれぞれ違うたくさんの感じ方がある作品がある。 その感じ方を示唆しているのがその作品のアウトラインに構成されているものです。 しなやかに見せたりするには葉物や枝物、ある特定の花でアウトラインを構成するとしなやかに見せることができるし、そのアウトラインにくる葉物を細くてより細かいものに変える事で柔らかいイメージや繊細なイメージの作品にすることができます。
画像2 この作品のように強い赤の色を使ってもその上に葉物のアウトラインを乗せればイメージは柔らかくなります。
画像3 この作品のようにアウトラインを花で構成するとインパクト重視の作品になります。 要するに全てのイメージはアウトラインにくる素材のイメージで決まります。 ただそのデザインまでを変化させてしまうアウトラインを一般でいうアウトラインと一緒にしてしまうと作品へ対する作者の想い入れのラインとの区別が全くつかなくなるので 作品のイメージを変化させるべく入れるアウトラインをアクセントラインと命名しました。
画像4 この記事の1番最初に紹介した作品のウネウネとした葉物(ニューサイラン)がアクセントラインとして使ってるアウトラインとなります。 そのデザインテクニックを雑誌やSNSで発表したところ一定の評価を得ることができ、新しいフラワーデザインテクニックとして単行本になりました.今は海外にも翻訳されて売られています(しかしながら日本版はもうすでに完売しております) このアウトラインとアクセントラインを使い分けることでかなり作品の幅は広がりますので是非お試しくださいね。

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