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【読書日記】54字の物語 意味が分かるとゾクゾクする超短編小説

おはようございます。
【一生勉強・親子で勉強】でnote書いてるPです。
今日もさっそく書いていきましょう❣️

本日は読書日記です。
タイトル:‎ 54字の物語 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説
出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 
発売日 ‏ : ‎ 2018/2/16
単行本 ‏ : ‎ 191ページ

最近発売されたものかと思えば、数年前のもので、その後シリーズものとしてたくさんの続編が出ているではありませんか!
この本は、子どもに「ママ、これ面白いから読んでみ」として手渡されたものです。
学校の図書室にあって読んでみたら面白かったとのことで、借りてきてくれました。
こんな風に子どもに本をおすすめされるようになるとは(´;ω;`)
成長したもんですな~

で、確かに面白いです。
うん、これは今までに読んだことがないタイプの本である。
小学校低学年でも読める感じです。
読んだ後に考えること、創造することが必要な場面が多々あるので、国語力がつくのではないかと思います。

5分後に〇〇〇、5秒後に〇〇〇と似ているのかもしれませんが、これらは小学校低学年では考えても想像してもなかなか理解出来ない話もありますが、54字の物語シリーズはこれらよりももっとわかりやすく、小学校低学年から(もしくはふりがながふってあるので幼稚園生から)読めます。
定番の「10分で読める」シリーズや「なぜ?どうして?」シリーズを読めない子は一度「54字の物語」シリーズを試してはどうでしょうか?

1つのお話が54字ピッタリで終わる超短編小説集です。読後は自分でも「54字の物語」を作ってみたくなると思います。

この本で「気づいたこと」や「新たに知ったこと」などがたくさんありました。

「ゴール」
のイメージは人それぞれ。
・100メートル走のゴール
・受験合格
・抱えている問題の解決
・死
目の前にあるゴールも、長い人生においてはひとつの通過点でしかありません。
そして、あなたの人生も長い人類の歴史から見れば、またひとつの通過点なのです。

「愛」という漢字を習うのは、小学4年生。
「恋」は小学校では習わない。

調べてみたら「恋」は中学生で習うそうです。意外でした。
普段から使っているような漢字でも中学生で習うものがたくさんあるようです。
「嵐」「奥」「甘」「缶」「含」「巾」などなど。
https://kanjitisiki.com/tyugako/

星の光が地球に届くまでには時間がかかる。
私たちが見ている太陽の光は、8分前のもの。
1光年は、光が届くまでに1年かかる距離のこと。

「院号」や「戒名」
https://www.e-sogi.com/guide/15320/

アダムとイブ
https://diamond.jp/articles/-/310930

辛+一=幸
この「一」はどこから持ってくるのでしょうか?
それは、誰かの「幸」から奪い取った「一」なのかもしれません。逆に考えてみれば、自分が辛いと感じている時には、誰かの幸せに貢献していることだってあるでしょう。

スマホでのコミュニケーションに慣れすぎは要注意。
スマホで打った文字はすぐに消せますが、現実世界で話した言葉は消すことができません。

54字の物語を作ってみよう!
基本ルール
1. 文字数は、54字ぴったりに収めること
2. 句読点やカギ括弧にも1マス使うこと。
作り方のコツ
⑴物語のシチュエーションを決めよう
 例:転校性の挨拶、手術室、テスト勉強
⑵そのシチュエーションの「普通」を考えよう
 ⑴で決めたシチュエーションを元に、普通の物語を考える
⑶「普通じゃない」状況を考えよう
 ⑵で考えたような「普通」の物語にならない場合を考える
⑷「なぜ?」「何?」を考えよう
 ⑶で考えた「普通じゃない状況」について「どうしてそうなったのか?」「何が起こったのか?を考える。想像力の使いどころ。
⑸文字数を気にせず書いてみる
 ここまで考えたことを、文章にしてみる
⑹54字に調整しよう
 ⑸で書いた文章を、54字ぴったりに調整する。コツは物語の「オチ」となる部分をできるだけ最後に持ってくること。そして、オチを明言せずにそれとなくにおわせること。

出来上がったら、「#54字の物語」のハッシュタグを使ってSNSに投稿してみてください!

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