大前みどり

考えたこと、体験したこと、学んだこと、記憶の断片の記録。哲学プラクティショナー、対話フ…

大前みどり

考えたこと、体験したこと、学んだこと、記憶の断片の記録。哲学プラクティショナー、対話ファシリテーター、ワークショップデザイナー、MBTI®認定ユーザー。ダイナミクス・オブ・ダイアログ合同会社代表。

マガジン

  • 哲学対話のお知らせや開催レポート

    オンラインで開催している哲学対話のお知らせやレポートです。

  • 読むことについて

    読むことについての投稿

  • 自己理解と他者理解のためのMBTI®活用法

    自分が持って生まれたタイプを理解するために、他者とよりよい関係を築いていくために、MBTI®をどんな風に活用できるか、記事で紹介していきます。

  • 韓国語の勉強と韓国ドラマ

    学習と視聴の記録です。

  • 書くラボ活動

    書くラボで主催している、「ライティング・マラソン」や「即興ライティング」の振り返り、書いた文章など

最近の記事

  • 固定された記事

今、ファシリテーターとしてこんな仕事や活動をしています。事業紹介未満の現在地報告とプロフィール。

※4/4 最新のイベント情報を追加しました。 2009年に独立してから、個人事業と合同会社の2本の事業を走らせてきましたが、2023年1月からダイナミクス・オブ・ダイアログ合同会社に事業を一本化しました。その際新たなWEBサイトをつくりかけたのですが、未完成のまま時間だけが過ぎてゆき。。。 自分でもいろいろ手を出し過ぎてじゃっかん混乱しており、開催レポートもまったく追いついていません。そこでひとまず、自分が今取り組んでいるお仕事や活動を改めて整理してみました。 ●主なお

    • 哲学対話「ドジ」の開催レポート

      毎月、平日と休日にオンライン哲学対話を実施しています。4月18日(木)に実施した際の様子をレポートします。 哲学対話とは「普段はあらためて考えない疑問」、「すぐには答えが見つからなそうな疑問」について、みんなで語りあって思考を深めていく場です。68回目となる今回のテーマは「ドジ」で、参加者は12名でした。 ※以下、当日出た意見を、個人が特定されない範囲で紹介します。個人の具体的な体験などは省略した他、進行役の解釈・編集が避けられないことをご了承ください。またメモを見返して

      • リーディング・マラソン#7

        毎月実施しているリーディングマラソンも今日で7回目。 2月に1回お休みしたが、このひととときが毎月楽しみになっている。 今日は延ばし延ばしにしていたオートエスノグラフィーの本に手を出した。いろいろな質的研究法のなかで、自分にはこれが向いているのではないかという直観みたいなのがあったけれど、実際どういう分野に適用できるのかがわからなかったからだ。 今日の短い時間で全部は理解できないけれど、それでもかなり、自分が求めている物に近いという感覚は得られたので、ここでやめずに、興味

        • リーディング・マラソン#6

          ※FacebookにUPして、こちらにUPしてなかったので記録のために転載します。 【一緒に、一人で読む、リーディングマラソン】(2024年3月10日) 昨年の9月から始めたリーディングマラソンという読書会。 先月はお休みだったので2カ月ぶり。 陸上競技で「スウェーデンリレー」というものがありますが、その読書編(?)という感じでしょうか。 スウェーデンリレーは、第1走者100m、第2走者200m、第3走者300m、第4走者400mの計1000mを4人で走りタイムを競う

        • 固定された記事

        今、ファシリテーターとしてこんな仕事や活動をしています。事業紹介未満の現在地報告とプロフィール。

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        記事

          リーディング・マラソン#5

          (2024年1月6日) 新年1回目のリーディングマラソンは、1年の過ごし方に影響を与えそうだからと、エッセイを3冊選んだ。 もちろん、限られた時間で全部読めるわけではないのだけれど、本に直接触れながら、興味や関心のフラグを立てて、この本を読むとこんなにいいことがありそうだなと想像(妄想?)を膨らませる時間は、なんとも豊かでいとおしい時間だなと思う。 いつもリーディングマラソンで選んだ本は最後まで読み切れないままになってしまうことが多いけれど、今年はなるべく読み切りたいと思

          リーディング・マラソン#5

          リーディング・マラソン#4

          ※FacebookにUPして、こちらにUPしてなかったので記録のために転載します。 【リーディングマラソン4回目】(2023年12月8日) もはや積読どころではない、買ったままただ置いてあるだけの大量の山脈本をなんとかしようと始めた、読んで語るを繰り返すリーディングマラソン。 4回目の今日は年末ということもあり、当日読む3冊に加えて、今年の思い出の1冊を紹介し合いました。 詳しくはまたnoteにでも書くとして、私の今年の思い出の一冊は、櫻井田絵子さんの『月のような山-あ

          リーディング・マラソン#4

          リーディング・マラソン#2

          ※FacebookにUPして、こちらにUPしてなかったので記録のために転載します。 (2023年10月8日) 今朝はリーディングマラソンの2回目。 これがあると思うと、なかなか手が出せなかった本にも手を出せるので、本当にありがたいです。 ※リーディングマラソンって何?とか、1回目の様子についてはこちら 今日は、最近どなたかのタイムラインで見かけた「存在しない女たち」と、フォーカシングのジェンドリンが開発した意味創造理論である「TAE(Thinking At the Ed

          リーディング・マラソン#2

          残念なすれ違いに気づいてお互いを尊重するために

          MBTIの話をすると、軽い拒絶反応を示す方がたまにいらっしゃいます。 「人の違いを16のタイプで説明できるわけがない」 「人を型にはめてみるのがそもそもいやだ」 他にも理由があると思いますが、おそらく「決めつけられること」への嫌悪感なのかなと思います。 大前提として、私たちは1人ひとり異なる個性を持った存在で、決して簡単に類型化して説明できるものではありません。ただ、違うといっても、似ている傾向、その人の好む行動のパターンを類型化してみるとこんな風に考えられるよねという

          残念なすれ違いに気づいてお互いを尊重するために

          1月~3月の韓国ドラマの記録

          数年前からの韓国ドラマウォッチャーです。自分の記憶のために、一言感想(印象)を記録しています。考察も分析もありません。今年の5月以降の視聴記録をざくっとまとめて。 ◎ドラマ「離婚弁護士シン・ソンハン」 「離婚」という大きなライフイベントを扱う分、シリアスなシーンもあるけれど、基本的なトーンとして、主人公たち3人組のわちゃわちゃとした友情がほほえましかった。そして、韓国の子役の子たちの演技のうまいこと。どういう演技指導したらあんなに小さな子があんなに迫真の演技をできるのだろ

          1月~3月の韓国ドラマの記録

          1年、何してきたんだっけ?

          年度末の今日は午前中に寝具を全部洗濯したあと、午後に4時間の本質観取を実施した。終わって快い疲れを感じながらふっと力が抜けてみると、「さて、私はこの一年何してきたんだろう?」という気になった。 noteを見て見ると、告知やレポート、集客のための投稿がぽつぽつとあるだけで、なんだか物悲しい。私はどんな2023年度を生きてきたのだろう? 記憶がアバウトなのでカレンダーをざっとふりかえってみると、5月から「哲学対話ファシリテーターのための探究コース」を立ち上げて2期まで実施した

          1年、何してきたんだっけ?

          哲学対話「教える」の開催レポート

          毎月第4土曜日にオンライン哲学対話を実施しています。3月23日(土)に実施した際の様子をレポートします。 哲学対話とは「普段はあらためて考えない疑問」、「すぐには答えが見つからなそうな疑問」について、みんなで語りあって思考を深めていく場です。67回目となる今回のテーマは「教える」で、参加者は15名でした。 ※以下、当日出た意見を、個人が特定されない範囲で紹介します。個人の具体的な体験などは省略した他、進行役の解釈・編集が入っていますのでご了承ください。またメモを見返して意

          哲学対話「教える」の開催レポート

          咳と寝不足に苦しんだ4週間は何だったのか!

          長引く風邪かと思ったら咳喘息だったという話です。 2/7の夜から咳が出初めて体の節々が痛くなり、翌朝起きたら38.5度(はかる場所によって39度以上になったりも)。猫がピッタリと私の腕枕で寝ていたので、いの一番にスマホで「ネコ、インフル、うつる」と検索して、大丈夫ということを確認。その後かかりつけの病院に連絡して、発熱外来を受診しました。 お仕事で行っている高校がインフルで学級閉鎖になったので、てっきりインフルだと思ったら、インフルもコロナも陰性でした。ただ、私としては高

          咳と寝不足に苦しんだ4週間は何だったのか!

          探究コース第3期の募集が始まります!

          「哲学対話ファシリテーターのための探究コース」は(少しキレの悪い長いネーミングですが)、様々な現場で哲学対話の実践を積んでこられた方々の多様なスタイルに触れながら、哲学対話のエッセンスやコツを学び、参加者それぞれが自身の実践の場につなげられるようにと企画したコースです。 そもそも哲学対話の実践を重ねるなかで、自分自身が「こういう講座があったら受講したい!」と思うものをそのまま形にしました(そのあたりのことはこちら↓に記載しています)。 ここからは企画者というよりも、実際に

          探究コース第3期の募集が始まります!

          哲学対話「あきらめる」の開催レポート

          毎月第4土曜日にオンライン哲学対話を実施しています。2月は変則で、2月23日(金・祝)に実施しました。その際の様子をレポートします。 哲学対話とは「普段はあらためて考えない疑問」、「すぐには答えが見つからなそうな疑問」について、みんなで語りあって思考を深めていく場です。65回目となる今回のテーマは「あきらめる」で、参加者は14名でした。 ※以下、当日出た意見を、個人が特定されない範囲で紹介します。個人の具体的な体験などは省略した他、進行役の解釈・編集が入っていますのでご了

          哲学対話「あきらめる」の開催レポート

          力を抜いて、2つのお誘い

          自分の行く先が曇って見えないときにキャリアコンサルティングやキャリアカウンセリングって、受けたことありますか? 私はこれまで何度か、節目節目で柴田朋子さんのコンサルを受けています。そして「これ、年に1回でも、みんな受けたらいいのに!」と思ってます。ひそかに自分の息子にも、よきタイミングでお勧めしようと思ってます。 なんでかというと、月並みな表現になってしまいますが、自分の頭で考えても先に進めないとか、答えが出せないときは、自分以外の誰かに違う要素を吹き込んでもらう必要がある

          力を抜いて、2つのお誘い

          自分がされてうれしいことが、相手を苦しめるとしたら?

          先日聞いた話です。 「恋人が落ち込んでいるとき、元気を出してほしくていろいろな場所に誘って出かけていました。自分は外に出たり、人と話したりした方が気が紛れてリフレッシュできるからです。ところが、後からわかったのですが、相手は実はそっとしておいてほしかったらしくて、外出の誘いが当時かなり負担になっていたそうです」 「相手に元気になってほしい一心でやっていたことが、反対に相手を苦しめていたということを、MBTIを受けて初めて理解できました。今はもう別れてしまって元には戻れないけ

          自分がされてうれしいことが、相手を苦しめるとしたら?