3.3 転:孤立する世界
【1】
このあと校内探検をしてあの夕方の教室にたどり着くようにするのであれば、スタートの教室は普通の状態にしておく必要があります。視線の流れとして壁面・前後の黒板の描写入れたいので、内容だけを調整します。
「音」と言う文字が重なっているため調整します。でも全てを変えるのは難しいので、2つ目のみ別の形に直しましょう。
また、最後の文もこのあと「まさか自分以外に人がいるとは思わなかった」と驚けるように無人であることを推したかったのでしょうが、ちょっと浮いちゃってますね。消しちゃいましょう。
元々の性質としてしらみ潰しに探索するので、別の教室に行く動機づけはそこまで重要ではないですよね。精密さについてもあまり必要な情報とは思えないですし。ここはカットして、「とりあえず」程度にとどめておきましょうか。
言いたいことが先行してしまって急なイメージがあるので、少し言葉を足していきます。
ひとつ前の段落であんなに心配してたのにケロッと別のことを考え始めてるので、少しだけ文章を挟みましょう。この時点ではまだ「重なり合う世界」の考え方なので、個別の世界(AおよびB)同士が重ならなかったとしても、それらを内包する全体集合Uの中には含まれているから孤立はしないよね、というように。
「誰か別の人がいるのかとびっくりした」と言うことを書きたいのですが上手く伝わらないので調整します。
次(推敲:転【1】②〜【4】)→
←前(推敲:承【3】&【4】)