昇降口に着くまでの間に、少し話を続けてもらいます。
夢の中だと(他人からの干渉がないと)思ってるからこんなにスムーズに話ができるんでしょうね。普段はあんなに言葉が出てこないのに。
さて、これまでの振り返りをするにあたって、[僕]が話を振り、それに[彼女]が返すという形式がいいでしょうか。初めの逆で進行させていきたいです。
話す前に環境を整えておきます。
ここから本題です。流れとしては、「前提条件のすりあわせ」→「現状の再確認」→「結論」としたいです。彼女は認識できる部分だけが正しいと思ってるけど、重なることによって世界は広がるよ、ということを示したいです。もしかしたらこれはこの2人だから起きた特殊事項かもしれませんが。
想定してた文字数を超えそうな予感がするので、少しペース調整しながら進めていきます。体育館を目指しながらこの話をしてしまいましょう。
[彼女の世界]は彼女自身が認識できる範囲が狭いから教室が限度となります。知っている/覚えているだけで自分の世界とならないのは、そもそも彼女が定義する[より確からしい世界]というのが「自分の周りだけ」と限定しているからです。
その反面[僕]の世界は街全体と広くなっています。これは、[彼女]とは逆で「重なり合いによって世界が広がっていく」と定義しているため、知っている/覚えているだけでも自分の世界となり得ます。ただし、正確に覚えていない(認識できていない)場合は[世界]による修正が入るか、その部分だけ欠落してしまいます(見られるけど行けない場所、という認識です)。
今回、教室から出られたのは[彼女の世界]へ[僕]が介入したことで[彼女]の認識が拡張されたからと考えるのが正しいでしょうか。とはいえ、[彼女]の影響力により制限されてしまうため、学校からは出られなくなっています。
このことを説明してもらいましょう。
説明されてました? ちょっと言葉が足りない気がします。でも彼女自身、今回のことについて全てを理解しているわけではないのでここはこのまま置いておきましょう。
さて次の目的地は体育館です。[彼女]がいなくなってしまった時の状況を書いていきます。
あっという間に体育館に着きました。歩き回る描写で言葉を重複させないようにするのちょっとキツいですね。もう少し力をつけたいです。
体育館では、前述した通り[僕]を主軸に世界が孤立した時の[彼女]側の話を書いていきます。
自己評価が低いので褒められたがりですね。認めてもらいたい、というのもあるのでしょうが。
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