集会について触れられたので、このまま本題に入ります。ただ話すだけだと間がもたないので器具庫からボールを出そうと思ったのですが、[僕]の認識の範囲外だったので開きませんでした。
なんだか[彼女]は犬みたいですね。興味が出たものに一目散に駆けていくところが特に。気まぐれなところは猫みたいですが。
うっかり喫茶店の話も出せましたね。「ひとりぼっちの感覚」について言及する余裕はあまりないかもしれませんが、あわよくば入れたいですね。
急にバイト先に突撃する[僕]に対しての[彼女]からのツッコミは控えました。[彼女]なら気にしないだろうし、何かを思ってもそれを言葉にするかどうかは慎重に考えるでしょうし。
世界が孤立するその瞬間は、2人とも感じたところみたいです。どちらかというと、[彼女]の世界の分離に[僕]が引っ張られた、という感じかもしれませんが。
このままだとひとりぼっちの感覚について話せそうにないですね。まあ、あくまで考察の材料なのでいいでしょう。
とはいえこれでおおよそ書こうと思っていた部分を書き終わりました。物語の終わりはあの教室で迎えたいので、2人には元に戻ってもらいます。
あとは、原文のラストを補強していくだけですね。そのためには、彼女にこうなってしまった経緯を理解してもらわなくてはなりません。具体的な描写はせず、彼女の理解力の高さに全てを任せましょう。
【3】
さて、最後のセリフに向けて整えていきます。
原文では「ループする世界」として記載していましたが、今回の結末としては「切り取られた一部分」なので繰り返しというのは不適切です。そのため、「明日」というものもこの世界には存在しません。
うっかり【起】のワンシーンと繋がってしまったので、それを活かせるように進めていきます。
あともう少しです。最後のセリフの前に、もうちょっとだけ描写を挟みます。
これで目線が同じになりました。少しの解説を入れつつ、この物語を終わらせます。
お疲れ様でした。これでひとまずは終了です。
とはいえ、途中で似た描写が多かったり、説明が不足している部分もあるでしょう。次の推敲パートで全体の調整をしていきます。
(一緒に、このリメイクメイキング自体の推敲も行なっていきます)
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