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レストランのお皿のこと

先日、神戸の某レストランの投稿でお皿の話がありました。
かつては、洋食の世界ではお皿は丸いものと決まってました。

40年前、神戸ポートピアホテルに「アランシャペル」がオープン。
そのときの10角形のお皿がとても斬新で、当時としては画期的なことだったように覚えてます。

いまや角皿は当たり前、和洋折衷の料理ではなく完全なフレンチのコースでも和食器を使うなども平気になりました。
また、コースの中でも料理ごとにお皿を変えることもあり、一つのシリーズのお皿で統一して出すことは逆に減ったように思います。

食べる側としては変化に富んで面白く、次はどんなお皿が来るのかと料理と共に待つ楽しみが増えました。
でも、レストランとしては大変なんですよね、和食器~

まず、重ねられないことが多いです。
これは小さなお店にとっては致命的 !
大きなホテルでも、じつは和食器には手を焼いているのです。

さらにまた、和の調理においては季節感を重視します。
四季ごとにお皿を変えるのは当然、どころか年毎に新しいお皿を購入したいのが和の料理人のようです。

什器備品の倉庫が、そんな買い足ししたお皿であふれかえっているというのは良く見る図です。
ここで一句
料理皿 いつもサラ(新)にと 料理長

お後がよろしいようで~ m(_ _)m

アランシャペル皿


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