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4つのコードだけで本当にギターが自由自在に弾けるようになるのか?


序章: 当記事のコンセプトへの疑問点

こんにちわ。flutewaveです。

当noteでは、
4つのコードを覚えるだけでギターが自由自在に弾けるようになる
というコンセプトの記事を書いてきました。

今まで私のブログを読んで頂いた方の中には
次のような疑問が湧いてきた方も
いらっしゃるかもしれません。

本当に4つのコードだけで曲が弾けるようになるのか?
世の中にはありとあらゆるコードがあるではないか
4つのコードに収まっている曲なんてごく一部。それらを全く覚える必要がないのか?

その疑問はごもっともだと思います。

今回の記事では
本当に4つのコードだけで曲が弾けるようになるのか?
ということに対する疑問にお答えしたいと思います。

4つのコードはスタイリッシュにギターを弾くための基本形

まず、のっけから
本noteのコンセプトを
否定するようなことを
言ってしまうかもしれませんが

世の中の楽曲は、冒頭で触れた疑問の通り
4つのコードだけで出来ているわけではありません。

特にジャズなどスタイリッシュなジャンルになってくると
そのコード分岐は非常に多岐にわたるものになります。

事実
私が演奏するときには
4つのコードだけで演奏することは殆どありません。

clusterでのDJコラボライブの例

言ってること違うじゃん!!!
と思いましたでしょうか?

疑問ごもっともだとおもいます。
でも、もう少しお付き合い頂けますと幸いです。

4つのコードで弾ける曲の限界と可能性

確かに世の中には、多様なコードが存在します。
しかし、それらを全部覚えてから楽曲を出来るようになろう
とすると、そのあまりの雑多さに習得が難しくなってしまいます。

実際こんな声を聞いたことありませんか?

・ギターは覚えるコードが多くて挫折した。
・コード練習してるんだけど一曲通して弾けるようにならなくて挫折した。

私に言わせると、至極最もなことだと思います。

確かに、世の中には数多の曲があり
使われているコードも様々です。

曲ごとに使われるコードというのは一定ではなく
その都度覚えていくのは大変です。

ある程度のコード感が身についている人ならばともかく
初心者ギタリストにとっては
そこにたどり着くまでには
そのコードの雑多さに目がくらみ
挫折してしまうのも納得できます。

つまり
コードを覚える→曲を覚える
というのは、ギター初心者にとっては非常に厳しいプロセスであると言えます。

センスのある人
あるいは学生で時間がたくさんある人であるならば
練習量で身につけることは出来るかもしれません。

おそらく現在自由自在に弾けるようになったギタリストの殆どは
1万時間ともいえるような大量の時間を
ギターに費やして脳の神経回路を太くして
弾けるようになっていることでしょう。

しかし、世の中そんなに
時間がある人ばかりでしょうか?

忙しい社会人であったり
他にもやりたいことがある等
そこまでギターの練習に時間を割くことが
出来る人ばかりでは無いと思います。

限られた時間の中での4つのコードの効果的な練習法

そこで私が提案したいのが
まずは4コードだけを徹底的に覚える
ということなのです。

私の記事で紹介している4つのコードは
それ単体でも非常にスタイリッシュな響きがあり、
この4つを繰り返しているだけでも
オシャレな響きで聴こえるのです。

実際私が人前で演奏してみた時
下記動画のような感じで4つを弾いているだけで
「響きがオシャレ」と言われたりします。


スタイリッシュな演奏への道

で、この4つのコードというのは
実は非常に応用が効くのです。

どういうことかというと
この4つのコードから
ちょっとフレットを横にずらしたり
1音だけ変えてみたりするだけで
あっという間に違うコードが弾けてしまうのです。

実際、この4コードが完璧に弾けるようになったあとで
ジャズコード練習帳に書いてあるコードを弾いてみると
嘘のように理解できるかと思います。

もちろん見ただけですぐ弾けるようにはなりません。
ある程度手になじませることは必要です。

しかし、4つのコードを体になじませたあとでは
「理解できる」速度が圧倒的に違います。

4つのコードを体得するのに書けた時間よりも圧倒的に楽に
あっという間に違うコードを体得できるようになります。

自由自在に弾けるようになる技術を身につける労力を
この基本4コードに費やしてください。

4つのコードを実際に楽曲を弾いて覚えてしまおう

しかし、ただ4コードを延々と練習するのは
忍耐力が必要になると思います。

なので、私がnoteやYoutubeで解説している曲は
既存の曲を無理やり基本4つのコードに落とし込んで
原曲とは違うアプローチでアレンジしています。

いわば、曲を練習しながらにして
4つのコードを体に染み込ませてしまおう
ということです。

今までお伝えした

粉雪

スーパーマリオのテーマ

紅蓮華

ハナミヅキ(コードずらしてますけど・・・)

これらを練習することによって
無理なく4つのコードを覚えて頂けます。

覚えてしまえば
もう自由自在に弾けるようになる
プラチナチケットを手にしたようなもの。

あとは今まで覚えた4コードを基軸として
少しずつコードや音をずらしていくだけで
ありとあらゆるコードが弾けるようになります。

何ならそのコードを1音づつたどっていくことで
かっこよいギターソロだって弾けるようになります。

想像してください
既存の曲をバッキングとして
自由にソロギターを弾いている姿を

これ決してギター上級者だけが持ち得るスキルなどではありません。
当記事で基礎固めをしていけば十分に身につけられるスキルです。

中級編以降について

今まで書いてきた記事は
スタイリッシュに弾けるようになるための
入門用記事として書いております。

もちろんギター経験がそれなりにある方にも
オシャレコードへの入門編として
十分に利用価値のある内容となっております。

現在考えていることとして
4つのコードを弾けるようになった後で
中級編と称して
他のコードを使って楽曲を弾く方法も
解説していこうかと思います。

ホント自由自在に弾けるようになりますから
楽しみにしていてください

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