都市生態庁へのヒアリング

ヒアリング日時:2017年10月19日 
ヒアリングに応じたCarlos Casmor氏はバルセロナ市役所に31年勤める建築家。

●バルセロナの基本データ
バルセロナの人口150万人
面積100平方キロメートル
バルセロナの大都市圏で300万人
カタルーニャ州人口750万人

地中海に面する都市の中で首都を目指してプロジェクトを進めている
2世紀からこれまでは社会階層ごとに地区が分かれていた。
1986年から1992年まででシーフロント、住宅、空港、都市空地、街路の整備などが行われた。
1992年にオリンピック村を市内4箇所に作った。Valle de Hebron、Pobre nou, Mondjuic
その頃に初めてバルセロナの海水浴場を開発した。

95年にラバルの再開発が行われた。
ラバル遊歩道、モニュメントを作るプロジェクト、北駅、ミロ公園、住民意識の情勢、大型遊歩道
MACBA、図書館、市場

空港の拡張工事ではマドリッドとの旅客合戦となっている。商業港としては欧州でロッテルダムに次ぐのがバルセロナ。鉄道網とのコネクションが強い。
中国資本が入ってきている。

160万人の都市に3200万人の観光客
ちゃんとしたサービスが提供できていない。

●スマートシティに関して
GPSで観光客が撮影したデータを吸い上げてビッグデータ化している。
※ それをスイスの会社が解析しているとのこと。
現在は人々が特定のエリアに集中しているので他地区へ分散させる必要がある。

●環境汚染の問題
50%の人が車を使っている。
温暖化効果が4℃
交通事故が11000件の負傷、31名の死者
60.70デシベルの騒音
PM.2.5/PM10/O3/NO2


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