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アテプリ2初日 Premium Departure 市川アジア航路、搭乗。

アテプリが帰って来ました!あの最高な音楽の旅をまた体験できること、嬉しくてたまりません。
まだ始まったばかりですので、今回は市川エアポートでのアジア航路限定、ゲスト限定と思われる楽曲を中心に綴ります。それでも、ネタバレになってしまうかも。
ということで、以下『Attention Please! 』

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2024/1/26 市川エアポート、、、もとい市川市文化会館 大ホール

今回、嬉しかったのは、森亮平さんがバンドに参加されていることです!開演前からずっと舞台中央にあるキーボードに向かっていました。(緞帳は無くステージが見える状態)譜面をじっくり見ていたり、指の運びを確認していたり、他のバンドメンバーと確認し合ったり。(すみません、開演まで、ずっと目が離せませんでした)

市川公演は『アジア航路』として設定され、ゲストもお二人!相葉裕樹さんと内海啓貴さん。まさに、“Premium Departure ”なセットリスト。

1幕でアジア航路限定と思われたのは、
♪もっと高く(アリージャンス)
♪神よ何故(ミス・サイゴン)
この2曲。もっと高くは、以前配信コンサートで聴きましたが、生で聴くことができて感無量。弟(海宝さん演じたサミー)が姉(濱田めぐみさん演じたケイ)の楽曲を歌うというシチュエーションもグッときました。神よ何故は、舞台上の海宝クリスを思い出すパフォーマンス。1曲で、一気に作品の世界へワープする感じは、まさに音楽で旅をする感覚です。

2幕は、ゲストとのコラボや、チャレンジ企画も。
♪ABCカフェから民衆の歌まで(レ・ミゼラブル 〜相葉さん、クルーの皆さんと)
♪ 闇が広がる(エリザベート〜内海さんと)
♪俺のペテルブルク(アナスタシア〜相葉さん、内海さんと)
とにかく、どの楽曲も贅沢な選曲と演出でした。

▶︎レ・ミゼラブル
個人的にも大好きなシーンをそのまま切り取ったもので、学生たちの姿が見えるようでした。海宝さんも、「コンサートでこの部分をやることはなかなか無いよね」とおっしゃっていました。だからこそ、嬉しい選曲!それも、スタンドマイクを用意して、製作発表風にパフォーマンスする、という一捻りある演出で。相葉さんがスタンドマイクの前で歌うのは緊張する!という話から、マイク捌きの話となり、ミスチルの桜井さんがスタンドからマイクを外す仕草でひと盛り上がり。(笑)そして、歌唱中、なんと本当にマイクを外して歌う相葉さんを「えっ?!やるの?!」とびっくりして見る海宝さんもツボでしたし、外したのに元に戻してしまった相葉さんもチャーミングで。歌い終わった後、あのままでいくかと思ったら戻したね、とまたひと笑い。

▶︎エリザベート
「内海さん選曲をありがとうございます!!」と心の中で叫びました。(笑)昨年のアナスタシア公演中に、海宝さんとデュエットするならどんな楽曲がいいか悩んでいたところ、村井さんから「闇が広がるがいいんじゃない?」(村井さんに似せて言う内海さん、笑)と言われて、さらにYouTubeでラミンさんの動画も見ていて、決めたそう。選曲に至るまでの話を朗らかに話す内海さん、とても真っ直ぐでチャーミングなお人柄が伝わりました。そして、海宝トート!歌声を聴いて、私なりに感じたのは、とても人間味のあるトート。今まで観たのは山口トートのみですが、トートは絶対的な帝王である印象でした。海宝トートは青い血は流さない?感じというか。その人間味を例えるなら、かつて観た映画『ベルリン天使の詩』に出てくる、人間に恋をした天使ダミエルが思い出されました。しかし、狙った獲物は確実に仕留めるクレバーさ、冷静さも感じました。内海ルドルフは、もうルドルフそのもの。お二人のパフォーマンスで、闇広の持つ音楽の魅力を存分に感じられました。

▶︎アナスタシア
当時の製作発表や歌詞の話。当時、3人で歌唱披露した際、内海さんはとてつもない緊張状態だったそうです。(初のグラントミュージカル出演と本番公演中に稽古が同時進行していたこともあり)また、歌詞の「ペテルブルク」について、はじめは「ペテルブルグ」と濁音だったのを最終的には濁音でなくなったという豆知識も海宝さんからありました。そして、今回の3人ver.では、歌唱中にある台詞「来いよ!アーニャ!」を内海さんが「来いよ!市川!」と変えてきたのも盛り上がりました!さらに、最後の音でハモるとき、高音部を内海さんが担当。製作発表では海宝さんが担当していたところで、「気持ちよく響いたね」と海宝さんもにこにこ。とにかくこの3人、同志というか互いをリスペクトし合っていて、素敵でした。

▶︎チャレンジ企画
航路別に海宝さんがチャレンジする企画もありました。以前、自らのコンサートでも、タップとピアノ弾き語りに挑戦して披露。今回もピアノ弾き語りに挑戦とのこと。「なんでやると言っちゃったのかー」と本人はおっしゃっていましたが、大変なのを承知で、挑戦するその気概、尊敬します。今回は、アジア航路の衣装をまとい、ピアノに向かう海宝さん。羽織物が美しくて、羽衣王子と呼ばれたそう。アジア、日本と言えば世界に誇るアニメ文化!ということで、エヴァンゲリオンから劇中の♪甘き死よ、来れ という楽曲でした。(全く知らなくて、後で楽曲名を確認)残念なことに、私のいた上手端位置からは、ピアノに隠れて海宝さんのおでこしか見えず。(泣)きっと、美しい指の動きだったのでしょう。あれだけのボリュームを弾くなんて、いつどれだけ練習されたのか。本当にすごい。(直前までベートーヴェン出演、カウコンまであったというのに!)

以上、備忘録的になりましたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は、クリエエアポートから、アメリカ航路をお伝えする予定です。

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