そのために用意された祝日はそのまま。

いつの間にか体育の日がスポーツの日になっていたり。

延期で実感まったくなかったりする今回の連休。

こんな記事を見つけました。

祝日に関するGHQの陰謀論的なものですがチョット引用。

十月十日　【歪曲】
体育の日：スポーツにたしなみ、健康な心身をつちかう日。←以前記事にした３S政策の一貫？
東京オリンピックが行われた昭和三十九年十月十日にちなんで十月十日を体育の日に定められましたが、連休にするために十月の第二月曜日と定められました。
ハッピーマンデーによる改悪により、元々定まった日とは違う日が祝日となります。
これでは祝日とは言えません。なにを祝うのでしょうか？

チョット待て！

事実誤認もいいとこだ。

体育の日、それは1964年東京五輪開会式の日が祝日とされたもの。

なぜかあべこべに祝日がもともとあってそれに開会式の日を充てたかのようなツイートが見られたりもします。

最も晴天に恵まれる日を抽出し、その結果弾き出された日付が10月10日。その晴天の特異日が東京五輪開会式の日に選ばれた経緯・・・とよく言われますが、現実には特異日というより安定した気候の時期であり、気候のみならず各方面の国際的な都合など様々な要因から決められたのがその日なのでした。

そんなワケでくだんの陰謀論。制定した主体も時系列もムチャクチャ。ハッピーマンデーは割と。まさかGHQがサンフランシスコ講和条約以降も地下組織として現存するでもあるまいし。何でもかんでも結び付けたがるほどGHQが大好きなようで。どうせやるなら更に地下でナチスの残党か或いはフリーメイソンなりイルミナティなりが地下GHQを牛耳ってるくらいまで言ってくれたら。

そんなわけでネット上に溢れている誤報や事実誤認。

決して一つの記事だけを鵜呑みにするのではなく、

妄信する前によくよく調べる癖をつけておく必要がありましょう。