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パイロットとしてO1ビザからEB1永住権取得できました

永住権取得とは言ってもまだ最初の書類申請が通ったという段階なのですが…とりあえずは1番のハードルをクリアしたということで。

パイロットとして米国就労O1ビザ取得ではあくまでも就労ビザ取得までの道のりをお話してきました。ネット情報でもあるようにO1ビザは永住権取得へ繋がるということを弁護士からも聞いていました。実際にそのステップを経た経験をブログで記録として残しておきたいと思います。

パイロットとして就労ビザから永住権を取りたいという方々に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

パイロットというより教育職専門家

O1ビザの時もそうでしたが、弁護の見立てではフライトインストラクターとしての教育職での実績がシナリオを立て易いということで最初の方針が決まりました。

アドバイス:パイロットとして実績を作るより教育職の方が実績を作り易いので教官資格を取得することをお勧めします。

O1ビザとEB1のどちらを選ぶか

弁護士からはO1ビザの必要要件とEB1永住権の必要要件は似ているけれど、EB1の方が圧倒的に条件は厳しく取得までの期間も時間がかかることは最初で宣告されていました。とはいえ私の経歴ではいずれもクリアできる可能性も高いこともあったので次の作戦で行こうとなりました。

最初は取得までの期間が圧倒的に短いO1ビザを狙う!

実際申請したのが2022年1月13日で、同年3月26日にビザスタンプが押されたパスポートを手にし、同年4月9日なので3ヶ月弱!O1ビザにはプレミアムプロセスという追加費用を支払うと15日以内に結果が送られてくるという制度を利用しました。

弁護士からは渡米して仕事を始めたことを証明してEB1を狙う!

EB1にもプレミアムプロセスという制度が利用できました。なので申請したのが2022年6月28日で、同年7月7日には承認された連絡が来ましたので、9日です!しかし永住権はここからが長い。。。とは言ってもEB1という性質上半年後にはカードが発行されるということなので、やはり他のカテゴリーと比べても圧倒的に早いと思います。

アドバイス:EB1カテゴリーの必要要件を熟読してそこに該当するような活動を意識した教官活動をすることがお勧めです。早稲田慶應大学に合格するためには赤本で傾向対策するじゃないですか。同じです。審査する相手側が何を見ているのかを見抜いてそこに注力しておくのです。

O1ビザとEB1ビザの申請書類は実は同じ

ここも弁護士の作戦でした。確かにO1ビザ申請書類の作成は大変でした。しかし今回はO1ビザ取得後の活動を追加した程度です。弁護士からはメディアの力は強いからどんなジャンルでもいいので出してくださいとあったので、全く関係のない沖縄地元企業のテレビコマーシャルに出たことやラジオ音声コマーシャルに出たもの、そしてO1ビザ取得について取材されたことの記事などを追加しました。

本業とは全く関係のないテレビCMはこちらです
ああ恥ずかしい😆

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弁護士が書いてくれた申請書類の一番重要な部分である「なぜこの人がこのビザを取得すべきか」についてはO1ビザとほとんど同じ!しかも推薦状も同じものを使い回し(笑)推薦状には明確に「玉那覇はO1ビザに的確である」と書いてあるのに(笑)

でもそこがO1ビザとEB1が似ていると言われている理由であって、O1ビザの次にEB1という流れが多いということからでしょう。

EB2 NIWという選択肢

OPTはO1ビザ取得の絶好のチャンスでも書きましたが、パイロットという職種がEB2 NIWのカテゴリーに追加されたことや、EB2 NIWでもプレミアムプロセスが利用できることになったことでここも選択肢に入っていました。

O1ビザからEB1やEB2で永住権を目指せる!と書いた理由です。

しかし弁護士からはEB2 NIWカテゴリーで追加された職種が多くなったことでプレミアムプロセスに応募するだけで1年待ちということが発覚したことが、今回のEB1へ申請する理由でもありました。

将来パイロットを目指す方々へ

日本人であれば国内の航空会社を目指すのが一番です。そのためには優先順位としてまずは自社養成パイロット制度を利用するか、航空大学校に入るか、そして私立大学のパイロット養成課程に入るか、自費でライセンスを取得するというのが一般的だと思います。

ほとんどの制度がアメリカでのパイロット訓練を実施しているので、アメリカでの活動拠点を考えてみてはいかがでしょうか。そのためのビザや永住権が課題となってほとんどの方が選択肢に入っていなかったと思います。

しかしこれからは違います。このブログで書いたような方法もあるということを頭に入れた行動してみてください。私は30年近く経ってしまいましたが、O1ビザからEB1永住権はジャンルは違うけれどアメリカ大学留学して卒業後に取得した方々が大勢いらっしゃいます。みんな共通しているのは最初からEB1を狙うために活動していることです。

もし既に国内パイロット資格を持っているいわゆるフルライセンスを持っている方々で、国内航空会社に行けなかった方々へお伝えします。日本でプロになれなくてもアメリカでは可能性があるのです。

多くの可能性を秘める米国航空留学でも書いたようにアメリカ航空短期大学留学で次のステップへ進めます。ゼロから始める訓練生とは圧倒的に有利な立場になるはずです。もう少し頑張ってみませんか。というか皆さんのような方々がいないと将来のパイロット不足に対応できないのです。

AirSmartという選択肢

私のような日本人パイロットを積極的に採用したいという会社です。私のスポンサーの会社です。私がまずはビザの実績を作って私のようなパイロットを採用していくという方針です。

画像をクリックするとAirSmartのサイトへ飛びます

教官として働いてタービン機やジェット機の副操縦士職のチャンスが待っています。

玉那覇渡米後初仕事はTommy CEOと共にPC24からスタートしました

Tommy Suell CEOへの直撃インタービューでその様子をご覧ください

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皆さーん!お待ちしていま〜す!

お問い合わせはpilot@fsokinawa.comまでご連絡ください

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