見出し画像

ケアンズ1人鳥見旅①プロローグ

 2022年7月30日~8月6日の7泊8日の日程で一人でケアンズ鳥見遠征に行ってきました。1日だけ『ケアンズ探鳥図鑑』の著者である松井 淳さんの車に同乗して野鳥を見ましたが、それ以外はタクシーやレンタカーを一切使わず、バスと徒歩のみで鳥を見ました。ケアンズの探鳥といえば、多くの方はずっとガイドを雇ったり、レンタカーを借りて鳥を見ているかと思います。もちろん、その方が効率的に鳥を見ることができますが、頑張ればバスと徒歩だけでかなり多くの鳥を見ることができました。実際に旅の行程をnoteに書いたので、僕と同じ金欠学生バーダーの同志にとって有益な情報があれば幸いです。

~プロローグ~

 パンデミック直前に強行したバンクーバー遠征から、2年が経った2022年2月の事。そろそろいい加減海外に行きたい!!!とストレスが溜まりSkyscannerで海外航空券を検索する日々を送っていた頃、ついにジェットスターの成田ーケアンズ路線が復活するというニュースが舞い込んできた。ケアンズといえば言わずと知れた野鳥の楽園。しかもオセアニアはまだ未踏の地という私にとって、とても魅力的だったので迷わず往復航空券を買いました。日程は大学の春休み中の3月31日~4月7日。宿を予約したり、ETAを申請したり、オーストラリアの野鳥図鑑を買ったりと徐々に海外遠征が現実味を帯び始めてワクワクしながら日々を送っていた時、ジェットスターから衝撃のメールが...

we’re sorry to let you know that your booking flight/s have been cancelled.

・・・は?キャンセルってどういうこと??

 よくよく調べてみると、どうやら成田ーケアンズ路線の再開自体がキャンセルされたらしい。詳しいキャンセル理由は書いてなかったけど、まあ想定より座席が売れず、このままフライト飛ばすと赤字になるからキャンセルしたんだろうな...。さすがはLCCである。もちろん、フライト料金はすべて返金されたので一安心。しかし問題はケアンズの宿の予約だ。完全に行くつもり満々だったので、キャンセル不可の格安料金の部屋を予約してしまったのだ。安いとは言え6泊分はそれなりの金額なので、ダメ元で宿にメールを送って事情を話し慈悲を求めたら、なんとすんなり全額返金してくれた!オーストラリア人優しい...ありがとう!!

 こうして1回目のケアンズ遠征計画は失敗に終わり、僕の心はボロボロに。ちなみに、ケアンズに行くはずだった期間は傷心旅行として与那国島に行ってきました。そしてオオチドリ・バライロムクドリ・ヒマラヤアナツバメとかを観察し、病んだ心は完全に回復しました笑
 再びJetStarの成田ーケアンズ路線が再開するというニュースが来たのは5月頃。7月29日から成田ーケアンズ路線が再開するらしい。しかも、今回は前回よりも大々的にプロモーションしていて、なんと片道1万9990円という大セールをしているではないか!今回は本気っぽい...??今度こそ信じるぞJet Star!!!

画像1
↑このセールです

 さらに良いニュースは続く。これまでケアンズのあるクイーンズランド州政府が入国者に課していた24時間以内の簡易検査と結果が分かるまでの隔離措置は撤廃されたとのこと。これは行くしかない!!!こうして僕は航空券を買い、大学の夏休み初日の7月30日に、遂にケアンズへ行くことができたのだ。(2回目はちゃんと飛行機は飛んだ)

 ちなみに、オーストラリアへの入国制限は無いに等しいので、特に心配する必要はないですが、日本に帰国するためには帰国前72時間以内に陰性証明を取得する必要があります(2022年9月7日より同措置はワクチン3回接種を条件に免除可)。仮に帰国前PCR検査で陽性が出てしまえば、帰国できなくなるだけでなく現地で隔離・療養する必要があり、下手したら百万円近く飛ぶ可能性があるので、コロナ対応の保険加入は必須←これ超大事。これから海外遠征に行く方はご留意を!

次のnoteはこちら↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?