はじめてのインターネット_題字

はじめてのインターネット

私のおじいさんがくれた初めてのインターネット
それはISDNでWindowsは2000でした
その味は甘くてクリーミィで
こんな素晴らしいインターネットをもらえる私は
きっと特別な存在なのだと感じました
今では私がおじいさん
孫にあげるのはもちろん光回線
なぜなら彼もまた特別な存在だからです

というのはさておき

はじめてのインターネット

元々私の家には父親の趣味でパソコンというかPC-98があり、はじめてのWindowsは95でした。
インターネット回線が引かれる前はテグザー(すぐしぬので月光を聴くゲームだった)やChainshot(さめがめと言ったほうが通りがよい)をやったり、Windowsのペイントで絵を描いたりしてた気がします。

インターネット回線が引かれたのは2000年ぐらいなんですが、そのころは「家にパソコンがある」自体が激レアでさらにインターネットもあまり普及しておらず、なんかIT革命とかなんとか色々言われていたのも青森の山奥ではそんなに実感が無く……学校のコンピューター室にWindows機が入ったのも小学校高学年ぐらいだったような……

なのでそれなりの大事だったはずなんですが、回線の引かれた日の記憶は特になく気がつけばインターネットがあるのが当たり前になっていました。
なつかしのダイヤルアップ接続音、Yahoo!のポータルサイト、ページを読み込んだあとは接続を切る、箱庭諸島、そしてお絵描き掲示板を併設した個人サイトとおもしろFlash倉庫、ブラクラ、無限に出るポップアップ。こうして私は順調に「家にゲーム機はゲームボーイカラーとゲームボーイアドバンスのみ、アニメは不毛地帯、漫画とパソコンとインターネットがあるオタク」としての成長を続けて今に至るのでした。インターネットがなかったら今頃私は田舎の山奥に朽ちていたはずなのでその点ありがたい話ですね。

中学生の時に携帯電話を持たされたその月だけで■万円相当のパケット通信が行われて過去最大規模の怒られが発生するなどもありましたがそれはまた別のお話。めでたしめでたくもなし。

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題字:国鉄っぽいフォント

キリスト看板ジェネレータの復活 (v2)でも用いられていることでおなじみ


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手書きで「おさいせんばこ」と書かれた箱が置いてある。投入されたサポートはガソリン代になり、動画の素材になります。