人は変われると思った20代 ①
こんにちは、松浦文子です。
今日はこのお題。
20代の半ば、ある大企業でありがたい経験をさせて頂きました。
立場は派遣社員。今と違って派遣社員は特殊な技術や能力を持っていて、その対価に時給が決まり支払われる感じでした。
私にとっては挑戦であり、とてもたくさん失敗もしましたが、人は変われると感じさせてくれた経験です。
それまでのスキルは、会社員としては事務でしたし、アルバイトはプールの監視員とか、スキースクールでの賄い、スキー用品の販売などの経験しかなかったので、とても出来るようなことではないと思っていました。
というわけで、その仕事を紹介されたとき、速攻でお断りました。やったことがない、やれる気がしないと・・・。
その時の派遣会社の社長は、『やってみて』と、その他いろいろ言われたと思いますが、その言葉しか残っていません。他に頼む人いないのか?とも思いました。
何をもってそう言われたのかわかりませんが、『とにかくやってみるしかないか』と思いましたが、時給がいいとそれなりに課せられることは多いだろうし、大変なんだろうなは想像していました。
その職業は、
★ショールームの説明員★
ショールームと言っても、普段目にするような物ではないのものがほとんど。今でも商品名や説明文の一部が頭の中に残っているので、相当苦労したのかもしれません。
【業務用空調機器のショールーム】
お客様は幅広く、ゼネコン、販売店、工務店、その企業の新入社員などなど。
業務用の空調機器なので、ショールーム事態が倉庫みたいにとにかく広い。すべての商品をサラッと説明するだけでも2時間は優に超えるくらいの商品数で、一番大きな換気扇の類では高速道路内のトンネルにつける換気扇。トンネル内で良く見るとついていて、実物はかなり大きくビックリしました。
とにかく、人前で話す、商品を説明するなんてとんでもないことだと、恐怖でした。それも私よりも年上で私よりも商品をしっているだろうかもしれない方々に施工の注意点から商品説明もするのですから・・・。
現場を知らないのに現場の方々に説明しなくちゃいけない。
一応、商品を説明する台本はありました。だけど、それだけじゃ足りない知識をいれるのに、職場以外でもひたすら関係するものを見たり、聞いたり、台本を覚えるのに、帰宅してからイメージトレーニングをしながら暗記。
お越しなるお客様のニーズに合わせた説明ができるまでは、ひたすら覚えたことを話すことしか出来ず、先輩方の説明について行って、メモメモの毎日。
先ずは、1時間くらいのショートバージョンから。
今日はここまでにしておきます。
20代で小さなことでも挑戦している人に、少しはお役に立てたらいいなと思います。
いつも読んでいただきありがとうございます。
★『POUPELLE OF CHIMNEY TOWN The Musical』★
★えんとつ町の応援団★
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