今月末中国で開幕する
ワールドカップを控え
今日本で男子代表の
国際試合が行われています。

8月24日土曜は
さいたまスーパーアリーナで
ドイツと対戦。
ドイツは現在世界ランキング22位。
(日本は48位)

ヨーロッパの強豪ドイツと
さいたまスーパーアリーナで
試合が行われるなんて、
そして2万人近い歓声の中
日本が勝利を収める日がくるなんて！

日本vsドイツ
1Q 16-21
2Q 19-21
3Q 23-19
4Q 28-22

86-83で見事勝利。

スタートは
比江島慎選手
篠山竜青選手
八村塁選手
渡邊雄太選手
ニック・ファジーカス選手
の5人。

試合全体の印象としては

⚫︎これが日本だ～！
海外でプレーする八村選手、渡邊選手、
そして帰化したファジーカス選手
BIG3の存在
そしてバスケットボールを盛り上げようと
奮闘してきたBリーグでプレーする選手たちの
融合が感じられた試合でした。

日本ボールでゲームはスタートし
比江島選手が2Pを沈めて先制。
日本はゾーン、マンツーマンと
様々なDFを織り交ぜながら守ります。
そのディフェンスが功を奏し
八村選手がレイアップを決める場面も。
しかしさすがドイツ。
日本の守りをかいくぐり得点していきます。

第2Qに入り、馬場選手
渡邊選手が積極的なアタックをみせます。
八村選手のフリースローが
このQ最初の得点。
渡邊選手が3Pを決め21-26。
ボールが回らない時間帯もあり
なかなか得点に結びつかない日本は
23-33と10点差になったところで
タイムアウトを取り修正を図ります。
対するドイツは隙あらば
しっかりと得点を重ねてきます。
終了間際八村選手がシュートを沈め
7点差に詰めて後半へ。

ドイツは後半も
3P、アリウープと迫力あるプレーで
得点を重ねます。
田中選手がPGを務め
ゲームを組み立てていく日本。
立ち上がりはリズムを掴めていない印象で、
リングにアタックしていきますが
得点に結びつきません。
しかし7分41秒、渡邊選手が
バスケットボールカウント、
フリースローも沈めます。
徐々に流れを掴み
八村選手もバスケットボールカウント、
渡邊選手がリング下でシュートを決め
5点差。
ドイツがタイムアウトを取ります。
その後も勢いに乗る日本、
八村選手の3P、田中選手のスティール
24秒守りぬく素晴らしい展開、
ここで篠山選手がin。
八村選手がシュートを決めてついに3点差。
日本は堅い守りをみせ
田中選手がスティールからレイアップ。
ファジーカス選手や渡邊選手も
シュートを決めて、いい流れで最終Qへ。

ドイツが着実に得点を重ねるなか
比江島選手のステップバック3P、
ここで波に乗りたいところ。
馬場選手も強気なアタック。
7分41秒で八村選手in。
66-73これ以上離されたくないところで
八村選手の3P。
馬場選手も走り得点します。

あと一歩のところで追いつけず
日本はタイムアウトで修正。
残り3分5秒、八村選手の
ナイスフォローそして得点。2点差。
ゴール下のリバウンド合戦
そして渡邊選手のダンク！
コーナーからファジーカス選手が3P
これで1点差。
馬場選手のアタックでフリースロー
これでついに82-81逆転！
篠山選手のフローターが決まり
ドイツ、タイムアウト。
大歓声に包まれるさいたまスーパーアリーナ。
ドイツも3Pを狙ってきますが
日本守ります。
残り21.2秒。
ビデオ判定で日本ボールに、
そして日本はタイムアウト。
篠山選手が声をかけてボールを
回していきますが
ここで馬場選手のパスがオーバー。
ドイツ、タイムアウト。
守り抜きたい日本、ドイツのターンオーバー
渡邊選手がフリースローをしっかり沈め
日本、勝利です。

この試合個人的にしびれた場面を3つ。
(時間順)

⚫︎4Q、2'46
ドイツのゴール下でのリバウンド合戦。
この気持ちが大事！
そのあと2'38"
渡邊選手のダンクまで素晴らしい流れ。

⚫︎4Q、1'04"
篠山選手のフローター。
ここで決めるのがキャプテン篠山選手。
ドイツのタイムアウトを誘います。
終了間際スローインの時に
チームを鼓舞する姿も印象的でした。

⚫︎4Q、ラストプレー
渡邊選手がフリースローを
しっかり沈めて試合終了。
感情をあらわにし
会場を盛り上げる姿も
試合を日本のものにしてくれました。

この試合会場には18,355人が来場。

長年バスケットボールを見てきた私にとって
夢みたいな光景でした。

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