宮崎は梅雨真っ只中。毎日ジメジメとした日が続いています。
さて、このブログの初めての記事は先日私が作ったふくしまの郷土料理について書いていこうと思います。

それが「こづゆ」
福島県会津地方の郷土料理、そして私の大好物です！
もともと会津藩のご馳走料理であるこづゆ。帆立から取った出汁を使い、縁起のいい奇数の数の具で作る具沢山の汁物です。
私の祖母が会津出身でお正月や私の誕生日のときによく作ってくれていました。
私にとってはおばあちゃんの味でもあります。

さて、そんなこづゆを作ってみました！
(途中の写真を全然撮ってませんでした...)
大根や人参、糸こんにゃくなどを細かく切り、ホタテの貝柱を戻した水で煮込んでいきます。

だんだんと鍋からはいい香りが漂ってきました。お正月にゆっくり起き出した時に台所から漂ってくるあの香りだ！とても懐かしい気持ちになりました。
醤油、みりん、塩で味を整えて、器に盛りつけます。
こづゆといえば具沢山で汁はかなり少ない、というのが一般的なのですが、我が家ではかなり汁だくでした。これも郷土料理だからこその家庭差だな、と思いながら。完成したのがこちら！

我が家のこづゆです。これだ。これが食べたかったんだ。出来上がったこづゆを食べて確かな満足と、溢れ出る懐かしさ。
そしてこの日は後輩に和食を作って欲しいとの依頼を受けていたので、ブリの照り焼きも作り、

みんなに振る舞いました！

帆立から取った出汁の味に、初めて食べました！や、おいしい！と言ってもらえて本当に嬉しい限り。

祖母と母親にLINE。
同じところを聞かれました(笑)

(ちょうど大雨が降ったときだったので心配されてました・・・何事もなくてよかったです)

自分でも作れたけど、今度帰省した時にまたおばあちゃんに作ってもらおう。やっぱりおばあちゃんの味が一番。

と、思い出に耽る私なのでした。

これからも、こんな風に色々作って友人に振舞っていきたいな、と思います。
もし大学の友人がこれを見てくれてたら！私がいつでも作りますよ！
次はこづゆの他にも郷土料理を作ってみよう。ふくしまの味、最高です！