先取り都市対抗プレイバック2017②

この年は私は東海、西関東、南関東、中国、東北を観戦しました。東京はこの時も他地区を優先して観られなかったですね。東海はいつも通りJR東海メインでしたが、JR東海の試合を観戦してそのまま帰京して西関東というのが2回ほどありましたね。
そのJR東海ですが、予選は第一代表トーナメントで新日鐵住金東海REXと対戦も打線にあと一本が出ず敗れ第三代表決定戦に回り、3回戦で再びREXと対戦も投手陣が崩壊し敗れ、第四代表トーナメントでは2回戦の三菱重工名古屋との試合で応援団の方が緩慢な走塁で涙するという試合で敗れ、そのまま予選敗退となりました。

JR東海は日本選手権対象大会ではこの年からJR北海道から転籍した戸田を中心に順調だったんですが、予選ではボロボロでしたね。同じく九州大会では好内容だった王子と前年の日本選手権の覇者であるヤマハが揃って予選で姿を消すことになりました。ヤマハは西濃との試合で初回に6失点されたあたりからおかしくなりましたね。王子も近藤に続くピッチャーの調子が上がらず、白血病から復帰の真弓を加えての出場とはなりませんでした。
この年の東海は前年に会社の不祥事で出場辞退した三菱自動車岡崎が第一代表、他チームでは東邦ガスとREXが返り咲き、西濃運輸と三菱重工名古屋とHonda鈴鹿がドーム行きを決めました。東海理化は第六代表トーナメントで一番下から勝ち上がったんですが、あと一歩及びませんでした。あとケイスポーツが元オリックス監督・大石氏率いるジェイプロジェクトに、矢場とんが永和商事それぞれ勝利というのもありましたね。

日本選手権対象大会では調子が上がらなかった東芝は、西関東の代表決定リーグ戦では初戦で長崎と統合されたMHPSと対戦も敗れ、勝てば天国負ければ地獄のENEOS戦に挑みましたが、初回の大量得点を新人の岡野が守りドーム行きを決めました。 九州大会で広畑を完封した試合を見て、東芝は彼に全てを懸けるしかないと思いましたが、見事期待に応えました。
長崎と統合されたMHPSはENEOSにも勝利し第一代表を勝ち取るも、ENEOSは2年連続で予選で姿を消すことになりました。ENEOSはこの年から山岡さんが監督だったんですが、大量リードされた場面で送りバントなどちょっと慎重になりすぎた感がありました。あと谷田成吾もこの年が最後の都市対抗となってしまいましたね。(続)

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