先取り都市対抗プレイバック2016①

今週も都市対抗プレイバックの更新日が近づきましたので、振り返りたいと思います。今回は2016年ですね。

この年は4月に起きた熊本での大地震の影響で、岡山大会に出場していた熊本ゴールデンラークスこと鮮ど市場ゴールデンラークスが途中で棄権、京都大会に出場予定だった西部ガスが復旧作業のため出場辞退、急遽島津製作所がJABA大会に出場するということになりました。
5月に開催予定だった九州大会も8月に延期となり、炎天下の中での試合となりましたね。北九州市民は日陰のところがあってまだ良かったですが、大谷球場は日陰が殆どないので観戦された方も大変だったと思います。

あと大きな話題といえばJR北海道がクラブチームとなり、翌年のJABA大会で北海道大会が東北大会と兼用となり、何故か日本選手権の近畿地区の枠が1つ増えるということになり、社会人野球ファンからブーイングが起きてました。
そして三菱重工長崎が三菱日立パワーシステムズ横浜と統合、長崎の社会人野球チームが0となってしまい、成績も芳しくない都市対抗の九州地区の出場枠見直しのきっかけとなりました。正直長崎で統合したほうがバランスが良かったんですがねえ。

この年の新人選手はNPB入りした選手では三菱重工名古屋の勝野(のち中日)、ENEOSの塩見(のちヤクルト)、NTT東日本の西村(のち日本ハム)、Honda鈴鹿の山足(のちオリックス)、日本生命の神里(のちDeNA)、日立製作所の田中(のち読売)らがいます。
NPB入りしてない選手では元ENEOSの谷田成吾をはじめ、トヨタ自動車の北村と河原、東芝の堀米と加嶋、ENEOSの柏原、バイタルネットの櫻吉、日本新薬の中らがいます。あとはロッテでプレーしてた渡辺俊介が古巣の新日鐵住金かずさマジックに、阪神でプレーしてた玉置隆が新日鐵住金鹿島にそれぞれ戻りました。 (続)

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