『空晶の跛行者』制作報告 #1 内容暫定決定 6/14-16

おはようございます。フォルトです。

最後にウディコンに参加したのはおそらく3年前? 第7回のときだったかと思います。

第6回ウディコンの総合順位41位に拙作『悠鱗の大地』があるので分かりやすいですね。(宣伝)

フォルトくんとしてもこの3年間、いや7年間、12年間、思うところはいろいろあると思いますが、積もる話はさておき。成果至上主義で悩むことも多々でしたが、今はその全てを糧に、それでも不屈の一歩を積み重ねていく、そんな心意気です。

前置きが長くなりましたが、今回は記念すべき第10回WOLF RPGエディター コンテストに(強行)参加するため、短編の新作を手がけることにしました。

期日は7月28日、制作開始は6月14日となります。参加は前々から考えていたのですが、「あれ、やばくね?」と思い、思い立って企画から練りだしたのがこの日です。相変わらずでなにより。

今回の制作テーマは「ウディタ集大成」。RPGツクール5に始まり、ウディタ(WOLF RPGエディター)、Unityと様々なゲーム制作ツールを触ってきたわけですが、Unityへ移行するか悩む時期、ウディコン第10回記念ということを合わせて、今作をウディタひとまずの最終作という形で締めたいと思っています。終わることでなく、あくまで締めることが目的。

ということで今作は、短い制作期間ながら締まりのある作品に仕上げるべく、23年間のあらゆる成長をつぎ込んで取り掛かります。そろそろ自分の年齢があやふやになってきた。聖片やチョコつく(未完成)といった自作品、あるいは今まで遊んできた様々な良作ゲームの力を借りつつ、一本引き締まったタイトルをお送りしたいですね。

本制作報告は、主に進捗を自問することを目的として、制作計画に沿って各工程を約3日ごとにお送りします。今回の制作計画における各工程は、土、火、水を原則締め切りとしているため、主にその日に更新されるでしょう。

それでは、今回の報告。

今回は企画立案から始まり、企画内容の暫定的な決定を目標としました。明日からの主要メカニクス考案につなげるべく、一つのゲームとしての骨子を明確に打ち出すことが目的です。

ゲームの総合的な体験を想像し、あるいはデザインするためには、制作における様々な工程を直感的に追体験することが必要でした。そのため今回は、制作ツールや使用したい素材全体をそれとなく眺め、いじることで、なにができそうか、どういう形ならやりたいことをゲームに乗せられそうかということを探ってみました。

また、実際に作ったゲームを体験するとどういう感情を持つか、どこに関心を抱くかといったことも想像するため、自分の過去作品を触ったり、他参加者のタイトルを眺めてみたりもしました。

そんな今回の作品テーマは、原点に立ち返り「アツい戦闘」。ウディタ初作品『聖片の森』でも追求したテーマの一つを、改めて考えてみようという試みです。

また、過去作や将来の作品とビジュアルを差別化するべく、アートテーマには「結晶」というワードを選んでみました。

今回の進捗では、アートテーマに基づく世界観やストーリーの草案、作品テーマに基づくメカニクスや戦闘デザインの下地をうまく整えられたと思うので、上々な結果だと言えるでしょう。

今作のタイトルは『空晶の跛行者』。「武器」と「魔法」を組み合わせ、強大な敵に立ち向かう──血沸き肉躍る戦いを、どうぞお楽しみに。

7月28日、リリース予定。

次回の制作目標は「主要メカニクス考案」、期間は6/17-19です。

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