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あずにゃんは可愛がられかわいい(けいおん!)

今回はマンガ/アニメで展開される軽音楽系青春4コマ『けいおん!』より、人生で一番思い入れの深いキャラでもあるあずにゃんこと中野梓について語ります。

中野梓(あずにゃん)

かわいい。

まずあずにゃんという呼称からかわいい。一体誰が考え出したのか。かきふらい先生である(たぶん)。ありがとうかきふらい先生。

けいおんは僕が初めて見た深夜アニメで、あずにゃんは僕が初めて好きになった萌えキャラクターです。当時は親に隠れて、深夜に窓辺に携帯電話を置いてワンセグで二期を視聴してました。ちなみに『会長はメイド様!』も見てました。アニメは隠れて見てた癖に、親に頼んでAmazonでキャラソンCDを買ってもらったりしてました。それはいいのかよ。それにしても懐かしい。

机で写真撮る度に背景のごちゃごちゃ感がオタク

けいおんと言えば後世に名を残す日常系4コマの一つですが、同作はその中でもストーリー色の強い作品です。一言で言えば青春物語です。当時自分が高校生だったか中学生だったかは忘れましたが、高校生を主人公とした作品が多い中で、「入学」から「卒業」という終わり、“物語の死”までを描いた(そして作品を完結させた)作品として印象深かった覚えがあります。

梓は(多分)僕を萌え道に引きずり込んだキャラクターで、それまでラノベばかり買っていた僕にキャラクターグッズを買わせ始めた張本人でしょう。そういえばけいおんの影響で高校で軽音楽部に入ったので、視聴したのは中学時ですね。ギターやってました。一時期は梓の使っているむったんことムスタング(フェンダーのキャンディーレッド)も考えましたが、ムスタングはサイズの特殊なモデルなので、「あえてけいおんからギターに入った一人として、あくまで自身の物語として音楽に望もう」という厨二心が働いた結果、普通の1万5000円のギターにしました。ぶっちゃけ梓モデルは10万オーダーだったので高かったよね。あ、ギターは続いてないです。あんまりうまくないですね!

そういえば、けいおんの映画を見に行った際に、唯・澪・梓の楽器が展示されてましたね。一番右が梓のムスタング。

自分の写真は昔過ぎて残ってなかった(引用元:映画けいおん! ライブスタイル上映 in 立川シネマシティ/一寸一服。)

思い出の話が多すぎて全然あずにゃんのかわいさについて語ってないんですが!

梓は、唯たち桜高軽音部の新入部員として入部した、音楽ガチ勢です。そういえば前回も後輩(ももちゃん)だった、やはり今も昔も後輩キャラが好きなのか。

和やかなお茶会に突如音楽旋風が巻き起こる!

音楽ガチ勢である梓はガチ勢であるが故に自分に驕らず、高校の軽音楽部で新たな学びを得ようと意気込んでその扉を叩きます。しかしそこにあったのは、まるで練習をする気などないような放課後ティータイム空間……。

初めは音楽性の違い(もとい音楽に対する意識の違い)から衝突が続く梓と唯たちですが、軽音部の暖かい空気や影で努力を重ねる唯の後ろ姿を見ているうちに、徐々に彼女たちに心を許していきます。

ノリノリにゃんにゃん

あずにゃんはツインテなのでかわいいですが、故に髪を下ろした姿もギャップかわいいです。また後輩なので敬語かわいいですが、故に同学年の憂たちと話すときの口調もギャップかわいいです。あずにゃんにはギャップ萌えが詰まっています。

一瞬で日焼けしちゃうとこもギャップかわいい

あずにゃんのツインテはそれまでのツインテのイメージと違い、横に広がらず重力に従ってスッと落ちているところもmy favoriteポイントです。梓に限らず、けいおんアニメは髪の柔らかい表現にも力が入っていますね。

派手な髪飾りもない落ち着いたツインテなのだ

個人的に一番かわいいと思うあずにゃんは、軽音部で飼い始めたカメのトンちゃんとお話ししているときのあずにゃんです。あずにゃんに飼われて慈愛の目を向けられたい。

トーンちゃーん

二期後半では一人だけ学年が違い取り残されてしまう梓にフィーチャーして、“卒業”を取り巻く物語が展開されていきます。このエピソードはまさに“非日常系”アニメであるけいおんの真骨頂。そう、けいおんは日常アニメではなく、青春アニメなのです。全て登場人物の望む通りにストーリーが進むわけではない。楽しかった高校生活もいつかは必ず終わりを迎える。その別れに直面した彼女たちの言葉一つ一つに、心を揺さぶられた読者/視聴者も少なくないことでしょう。

「もう部室を片付けなくても、お茶ばっかり飲んでても叱らないから……」

僕のアニメ人生の原点であるあずにゃんこと中野梓。彼女と『けいおん!』の物語は、今でも色褪せない鮮明な思い出として焼き付いています。

なおあずにゃん推しから入ったので、妹萌えでもなければロリ萌えでもない、後輩属性? ちっちゃい属性? 説明しづらいキャラの好みを獲得しました。というところで、今回のお話を終わります。

けいおんについて振り返りつつ感想ブログなどを調べていたところ、割と記憶があやふやだったのは秘密。

参考:「中野あずにゃんの憂鬱」と、ゆるさを維持する努力。/たまごまごごはん

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