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番組感想-こころの時代-「心の置き去り ほっとかれへん」

こんにちは。

テレビ番組 NHK『こころの時代~宗教・人生~』の感想を書こうと思います。

以前も時々書いておりましたが…こちら1時間番組で内容も濃厚なのでひと言で感想を書くことは難しいのですが、出来るだけ短く書くことを試みてみようと思いますf^_^;

毎度見るたび感動し身に染みる番組で大好きです。一度見ただけでは解釈しきれない内容で見るのに時間もかかれば、気になって録画を消せないことも多く、つい溜まりHDDがいっぱいになってしまっています、、

『こころの時代』とはどんな番組かといいますと、

※NHK番組ホームページより
〝人生の壁にぶつかったとき、絶望の淵に立たされたとき、どう生きる道を見いだすのか。経済的合理性や科学的思考が判断基準となりがちな現代。それだけでは解決できない生老病死の問題に、いかに挑むのか。先人たちの知恵や体験に耳を傾け、考えていく番組です〟

今回の感想は、
『心の置き去り ほっとかれへん』
出演:牧秀一さん(震災NPO「よろず相談室」代表)

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※NHKホームページより(再放送だったため、視聴する場合はオンデマンドになると思います)

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代表、牧さんがこの活動を始める切っ掛けとなった流れが運命的に感じました。また、仮設住宅が用意され、その後復興支援住宅への移動など、一見復興が進んで見える本当の裏側は常にそして今も孤独が変わらず続いていることを知りました。
それでもまだ地元を離れずにすんだ阪神・淡路大震災と比べて東日本大地震は、地元を離れ移り住んでしまい地元には高齢の方ばかりが残っているといケースは神戸よりも厳しい部分があるというお話もありました。

誰かから頂く「かんぱ」が牧さんにとても力を与えていたこと、また「手紙」ボランティアが被災者を支えることに大きな力を発揮していたエピソードはとても驚きました。こういった細やかに見えることも大きな力になるのだと。

途中、泣けるエピソードがありました…50程の母親がなく育った男性と(少し悪いことをしてき過去がある)80程のお婆さまが仲良くなった末、2人は親子関係となり、お婆さまは男性に生きていける生活力をつけてあげ、最後男性の腕の中でお婆さまが息を引き取られたという話です。書いててもこれ、泣けてきます…

心に残った言葉をひとつだけピックアップしてみたいと思います。

いっぱい施策打ち出されてましたけども
施策だけではね 人は救えない それだけでは救えない
で、人は人によってのみ救うことができるってのは僕は確信として今持つくらいになりました
もうそれしか
人は人によってのみ救うこと
人は人なんだと

以上、簡単ですが感想でした。
お読み頂き、ありがとうございます。

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