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いけてるかも沖縄のタクシー業界 ~名護のタクシー会社さんに聞いてみた~

沖縄北部にあるタクシー会社のある方にお話を伺う機会があり、全国的にタクシーがつかまらない、運転手が足りない、だからこそライドシェアの導入を急げ!
と、考えていたのだが、少なくとも名護市街地ではタクシーが捕まらないことはなく、採用もそれなりにあるのという、意外な内容だったのでメモ。
地域の実態は、それぞれ違うという話。


やんばるのタクシー会社リスト

  1. 丸金交通

  2. 北観タクシー

  3. 名護タクシー

  4. 金武タクシー

  5. 本部サンシー交通

  6. 国頭タクシー

おそらく、北部地域にある法人のタクシー会社は上記の通り。あとは個人タクシーがあるのと、今帰仁ある三岳タクシーは北観タクシーの営業所というあ扱いで所有は3台程度。国頭タクシーも地域限定で国頭村内のエリア内営業で2台程度らしい。名護市宮里にある大地交通は丸金交通の系列会社だそうだ。
昨年の8月のエントリーで拾ってきた数字は台数ではほぼ変わらない。その理由は、エリアごとにタクシーの保有できる台数は国によって決められていて、忙しくなったから増やすことはできない。増やせるのはハイヤーということだった。
ハイヤーとタクシーの違いは、メーターが付いているかどうか。ハイヤーや貸し切り型。ハイヤーの大きさの来ていなないらしい。


https://www.oki-taxi.or.jp/members.html(令和6年2月)

観光タクシーの形態は、貸し切り型で、1日待機時間も含めての料金となる。外国人または富裕層での需要があるようで、ぼちぼち増えてきそう。地域ガイドをするタクシー運転手さんはまだまだ多くはないそうだが、今後は需要にあわせて書く会社で増えていくと考えられる。

課題への対応

ハイヤーを増やす

先に触れたが、今後やんばるで観光客が増えると予測され、またタクシーの偏在化が起こっているので、北部地域内で営業できるタクシー車両を増やせるかというと、簡単ではない。
ただ、方法はあるということで、ハイヤーという形態で車両を確保する。もう一つは、他地域で営業免許をもっている会社を買収するといけるらしい。中南部には、現在営業しているが後継者問題等で会社の継続を悩んでいるところもあるらしく、買収というのは現実的な解らしい。なるほど。

ドライバーの確保
沖縄のタクシー会社は、協会全体としてリクルートに力を入れており、ハローワークだけでなく、様々な媒体を通じて継続的な募集活動を行っているそうだ。そのかいあってか、若い人の応募があるそうだ。
待遇面の改善はあるのかと聞いてみたら、基本タクシードライバーの給料は歩合制で、頑張れば頑張るほど、稼げるらしい。夜走っているだけで、安定し稼げるので、30代、40代のみなさんが頑張っているらしい。それを知ってか、応募があるということ。見通しは明るそうだ。
この辺りは、他府県との違いだろうか。平均所得の低い沖縄のタクシー事情何だろうか。

ライドシェアについて

ライドシェアについては、基本的に報道先行で、業界として特に何も動いていないようだ。これから仕組みづくりやルールが話し合われるようだ。
ただ、基本的に歓迎しいるとのこと。運行管理がタクシー会社になるわけで、タクシー会社の車両を使った営業なので、人手の確保がしやすいのではないかという見通しのようだ。
海外のライドシェアのように、曜日や時間帯によって価格が変動するダイナミックプライシングになるのかも、まだ未定。

ここまで触れてきた、タクシー事情は基本的に沖縄県名護市内の話で、近隣市町村ではタクシーがつかまらないなどの状況はあるようで、そういった地域でライドシェアをどう活用するかは、まだまだこれからである。

ただ、国の制度がもう少し明確になってきたら、動きも活発化してくることと、上記の考えはあくまでタクシー事業者側の考えなので、お客さんの立場だと、またすこしちがうのかもしれない。
特に観光客の足として、やんばるの二次交通は引き続き、考えていかないといけない。
意外と業界が明るいということが、今回の発見であった。

やんばる時節

きょうもドンよりした雲でときより雨が落ちています。2月前半がポカポカ陽気の日が多かったので、夏物引っぱり出してきていたのに、またジャケットなど着こんでいます。
やんばるの紹介:宜野座村みちの駅 道の駅ぎのざ
小さな子供用の水遊び場、大型遊具があり、家族連れに人気です。また物産セター、観光案内所もあるので東海岸ドライブの際にはお立ち寄りください。
阪神タイガースのキャンプ地としても名前が知られてきています。

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