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【LFCコンポストレビュー③】堆肥はいつから使えるの?

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクト おりく(♂)です。

このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

LFCコンポストレビュー記事の第1回では開封、第2回では生ごみを実際に投入する様子を紹介しました。
コンポストを行う理由として、生ごみの処理に困っている、ごみを減らせるという理由もありますが、野菜などの作物を植える時の肥料として活用したいと思っている方は多いのではないでしょうか。
捨てるはずだった生ごみが堆肥になり、野菜を育てる栄養になり、その野菜をおいしく食べ、再度生まれた生ごみをまたコンポストの原料とする。
そのようなサイクルを回すことができるのもコンポストの楽しみの1つですね。
今回は生ごみをコンポスト基材に入れ始めてから堆肥として使うまでの流れを紹介していきます。

生ごみからの食循環を大切にするという想いのもと、LFCコンポストの活動が行われています

基本のスケジュール

LFCコンポストを使い始めてからできあがった堆肥を使うまでの流れは以下の通りです。

  1. 生ごみを入れる(1〜3ヶ月)

  2. 熟成する(3週間)

  3. 使う

1の工程は1ヶ月から3ヶ月かけて生ごみを入れていく期間になります。
生ごみ投入前にコンポスト基材をよく混ぜ、中央に生ごみをいれて軽く混ぜる作業を期間中繰り返します。
できるだけ定期的に生ごみを入れ、2週間から3週間に1度は全体を混ぜるようにしてください。
分解がうまく進むと基材のかさは大きく変わることなく、バッグに収まり続けます。
「生ごみをたくさん入れたのに増えているように見えない!」とビックリするかもしれませんね。

2週間たってもほとんどかさは変わっていないように見えます

2の工程は熟成の期間です。
生ごみ投入終了後、3週間の熟成を行います。
この熟成が堆肥完成への仕上げとなり、非常に大切な期間。
生ごみは熟成期間に投入しませんが、堆肥がパサついていたら水500mlを目安に投入して混ぜてください。
堆肥がしっとりしているのが適切な状態です。
この期間中も2週間から3週間に1度は全体を混ぜることを忘れずに。

家族で当番を決めて混ぜるのもよいかもしれませんね!

熟成期間が終わればいよいよ3の工程、肥料として使う段階です。
できた堆肥と土を1:2〜3の割合で混ぜて使います。
プランター、鉢植えなどで野菜を育ててもよいですし、ガーデニングを楽しむこともできます。
用土は赤玉土の小粒がおすすめとのこと。
できた堆肥の使い方に困る方は、コンポストのプロに無料で相談できるLFCホットラインがありますので、LFCコンポストを購入した方は気軽に相談しながら作物を育てることができますね。

不安なくLFCコンポストを使いましょう!

LFCコンポストで堆肥をつくり、使うまでの流れはとてもシンプルでしたね!
先述の通り、困ったことはLFCホットラインにLINE相談できますし、公式ホームページの「イベント&ブログ」には定期的にコンポストに関する講座やイベント情報が掲載されます。
初めての家庭菜園に挑戦する方でも安心してLFCコンポストを使ってもらえるようサポートが充実しています。
せっかくLFCコンポストを購入するのであれば生ごみの処理だけを目的とするのではなく、ぜひ野菜づくりやガーデニングを楽しんでいただければ幸いです!

LFCコンポスト 公式ページ


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