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会社と社会をつなげたくてコーポレートサイトをリニューアルしました

10月25日、フーディソンのコーポレートサイトをリニューアルしました。これまでのコーポレートサイトは2019年に作ったものですが、誰に向けてのコーポレートサイトなのか伝えたいことはなんなのかが明確ではなく、漫然と事業の紹介をしているものでした。


なぜリニューアルを検討したのか

それでも大きな支障はありませんでしたが、2022年に上場したタイミングでこれまで見えてなかったフーディソンのステークホルダーの顔が徐々に明確になり、数も圧倒的に増えてきたため、もう少しメッセージ性をもったコーポレートサイトにしてより多くの人に自分たちのやっていることを伝えたいと思うようになりました。

私たちが、特にメッセージを伝えたいステークホルダーは次の三者です。まずはフーディソンのミッション・ビジョンに共感し一緒に働いてくれる仲間、もう一つは我々の取り組みに共感してくれる協業可能性のある企業、そして上場後に増えた投資家です。

伝えたいメッセージ

私たちが伝えたいメッセージとは、フーディソンが行っている事業と社会的な課題の関わりです。
なぜ「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、水産流通を軸とした事業に取り組んでいるのか、また3つのサービスがそれぞれ取り組んでいる社会課題に対する役割はなにか、それらが新しいコーポレートサイトで伝えたい一番のメッセージです。

具体的に何をどう伝えたのか

今回コーポレートサイトの制作にあたってフーディソン全体とサービスごとに課題とソリューションを整理しました。

まずフーディソンが今の時点で何を目指しているのかはこれです

あくまで現時点ですが「食の豊かさが失われはじめている」という大きな課題に対して、生鮮流通最適化と魅力的な食のプロデュースというソリューションで解決を目指しています。二つの役割は特に大きな3つの要素にわかれており、一つ一つの要素は既存の3つのサービスがそれぞれソリューションを提供しています。

次にサービスごとの課題とソリューションです。

フーディソンが目指す食の豊かさが失われているという課題は、一つの要因ではなくとても多くの課題が集まってできています。全てにいきなり取り組むことはできないので、今事業として向き合えている課題をあげ、それに対して実行できていることを明確にします。

魚ポチであれば、料理人の過剰な労働時間や目利きの難易度の高さをテクノロジーを活用した流通機能で。サカナバッカは、鮮魚店の減少とともに失われつつある魚食伝達機能を実現するリアルな小売店舗を作ることで。フード人材バンクは、料理人のキャリアアップの選択肢の少なさを多くの機会を提供できるネットワークを使いそれぞれ実現しています。

今改めて書き出してみても、手をつけようと思えばいくらでも広げて行けてしまう壮大なテーマだし、おもしろいと言ったら不謹慎ですが興味深いテーマだなと思いました。

魚ポチが水産流通で具体的にどのようなことに取り組んで課題を解決しようとしているのかは水産DXマガジンでもお知らせしているので合わせてご覧ください

制作

課題とソリューションの骨子をまとめたら全体の構成と実制作です。今回は後々のメンテナンスも考えて全体をノーコードツールのSTUDIOで制作しました。
制作パートナーはSTUDIO認定のSTUDIOパートナーでもあるIT+さん。今回は、一緒に働く仲間も増やしたかったので採用ページもボリュームアップして作り直しました。デザインのトーン&マナーは期初に制作した循環図を元にしました。IT+さんとはかなり早い段階からやり取りをさせていただき、伝えたいことを形にしていただくことができました。
また、今回は写真もほとんど全てをカメラマンの杉野正和さんに撮り下ろしていただき、以前よりも社員の顔が見えるサイトになったと思います!

リニューアルを経て

おかげさまでリリース後にはいくつかのデザイン実績事例に紹介されたこともあり、アクセス数、エンゲージメントともにリニューアル前より110-130%増を実現!今後も見てくれた人が楽しめるようブログページなどのメンテナンスも続け、コンテンツも拡充させていきたいと思います!

フーディソンではさまざまなポジションで採用をおこなっております。 興味を持っていただけたら、ぜひご連絡ください!


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