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ほがらかに、小さく笑った

はじめて、「ゆったりセラピー」のセッションを受けたときのこと、
からだがほがらかに笑っているのがわかった、その瞬間。
今も、あの感覚をなんども反芻しているのです。


わたしよりもはるかな
懐かしいものはひとりでに
それはどこからともなく顕われて
この身を超え出るとき
どうしてだろう
ほがらかに小さく笑った
わたしは笑っていたのだ
なにかを感じたのではなく
そこにはなにごともないのに
わたしは生きていた
生まれたのかもしれない
One day, somthing vastly larger than me
Something wistful came to me.
It apeared out of nowhere,
And channeled through me,
Why, I wondered?
as it filled me with joy,
I found myself smiling.
Not because of anything,
Nothing had happened.
Except that I was alive,
Or perhaps being born.

内藤礼 『祝福』


そんな感覚をいいあてるような言葉に出会ったのは、友人Kさんからお借りした美術家の内藤礼さんの作品カタログをめくっていたときでした。

その言葉のつらなりは、ゆったりセラピーの旅を歩む私にとって、めあてとなる星となりました。



イラスト&デザイン:ふくだ あやこ
友人Kさんのパートナーのあやこさんにお願いして作っていただいた案内カードです。


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