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サッカースクールの選び方(うまくなりたい選手と保護者編)

サッカースクールの選び方は、選ぶ方が何を求めているかで決まる。
だから、楽しいも良いし近いも良いし、この技術っていう特定のものを求めるのも全てあっている。

ここでは、自分に今小学生から中学生くらいの子がいて真剣にサッカー上手くなりたいと想定し、本当にうまくしてくれるスクールに入れるために「何」を一番見るかについて書くことでサカパパやサカママのHPや評判やSNSで惑わされず目的のスクールを選ぶための見極め方法の1つについて書いていこうと思う

まず体験会に行ったら、自分の子供が他のこと比べてうまくできていないシーンを見つけると良い。(反復系の基礎の種目とかがわかりやすい、同じことを何回もやるようなもの、ドリルなどパス、ドリブル、キックなど)

ここでその指導者が「改善」するかしないかを「見る」。

どの練習でもそうなんだが、一番適切な処置を最短距離でできると劇的な変化がある。
お医者さんを例に出すと、1回の手術で癌を摘出しているか、それとも原因よくわからず、薬を何回も出しているかみたいなものだ

できていないことに対して具体的に「なんて声かけて」あげているかを見ると良い。かけているか、かけていないかをまず見るのも良い。

そしてそのアドバイスで次に「少しでもうまくいってるかどうか」を見てあげると良い。

それでもうまく行っていない時に「何と声をかけているか」そして、そのアドバイスで次にどんな変化があったか、そこだけに集中して見ると良い。やって見せてくれているかや補助してくれているかどうかなど。
「改善」に力を入れているかどうかを見れると良い。

なぜか、練習をすれば基本は少しうまくなる。
反復すれば少しできるようにもなる。
でも決定的な違いは、練習をただやっているだけなのか、何かを身につけるために「改善」してくれるかだ
うまくいってないのに、それをやり続けるとそれが身に付く。
だから「改善」が必要だ。
人数が多くなると1人にかけられる時間は少なくその選手に改善の時間を割くことは簡単ではない。

どうしても体験で知らないところにいき、優しい声をかけられ楽しそうにやっていると「良かった😊」となりがちだが、サッカースクールでうまくなるためにの目的が少し薄れてしまうのではないだろうか。

自分がやって見せれるのがうまいことも大事だ。
でも、「それ以上に子供がうまくなることが大事だ」
「一番の差は、うまくされられるかどうかだ。」
「その上手な指導者が試合に出るのではない、その練習を教わっている子が出るのだ」
その子が上手くならないことには始まらない。

同じメニューをやっても、伝える力「改善力」の差で全然違う結果が出る。
なかなか隣で比べられるものではないけど、20年以上指導してきて明らかにできる人とできない人の差というのは僕らの目には明らかだが、そうでない人が見極めるにはそこを見るのが良いと思う。

最近、友人の息子がクラブチームのセレクションに受かったので、多種目だがアドバイスが欲しいという依頼の連絡があった。
同じように、プレーはしてきたんだけど、プロの世界は経験してないし、何をするのがいいのかなと悩む人はいるのではないだろうか。

そんな情熱溢れる方の少しでも力になれたらと思った今日この頃。
色々な人に助けられて日々やっているのを感じています。

それでは皆様にとって素敵な週末になることを願っています🎶


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