自分が今所属しているクラブには、現役時代の師匠(恩師)と呼べる人がいる。

重度のオスグッドを経て、気持ちが切れかけていた自分にフットボールの楽しさを思い出させてくれた人。
この人みたいになりたいと当時から思っていたし、今でも本気で思える。

そんな彼が、自分がベンチ入りしている公式戦を観戦しに来てくれた。

「戦ってくれた選手たちを労って感謝するのはもちろんだけど、運営をしてくれたメンバー外の選手や手伝ってくれた他カテゴリーの選手、保護者の方々にもちゃんと感謝してるあたりが素晴らしい。そこに気づいて動くことは俺も意識してるからな」と試合後に一言。

そうです！あの時のあなたの振る舞いを見習って動いています！って感じだった。
師匠に影響されてやっていることを師匠に直接褒めて貰うことほど嬉しい事はない。

これからも彼を追いかけていきたいと思った出来事だった。
ただ、ここで終わらないのが自分。彼みたいにはなりたいが、彼と一緒では嫌だ。
超えたい。そのために吸収出来るものはすべて吸収させてもらおうと思っている。自分流になりすぎるのは危険だが、自分にしかない経験や特徴が絶対にあるはず。

忙しい中でもこういう事があると活力になりますわ。師匠と同じクラブで仕事できて幸せです。