まず、自分がやる

ピッチ上で表すと、普段のトレーニングで使うコーンやマーカーといった道具の片付け、個数管理。

ピッチ外で表すと、普段使っている場所の掃除や自身の身の回りの整理整頓。

どれも選手にやらせようと思えば出来るし、選手たちに「ちゃんとやれよ」と叱咤して丸投げする事に違和感がない方も多いかもしれない。

高校時代の苦い思い出があってこそなのか、寮生活での経験を経てなのか、選手感覚が抜けていなくてなのか分からないが、自分はまずやる。選手に呼びかける時は「一緒にやろう、やってくれたらありがたい」、もし選手が気づいてやってくれていたら「いーやっ流石!ありがとう!」と言うのがなぜか標準装備になっている。(高校時代の苦い思い出については長くなるのでここでは割愛する笑)

面倒。自分がやらなくても誰かがやってくれるだろう。といったことを気づいた時にキッチリやる習慣があると、いざという時により感謝の気持ちが持てると思う。

始めてプロサッカー選手として活動した時の周りのサポート。練習で使った道具をかたづけますか?と聞いてきてくれた選手。いつのまにか綺麗になっていた道具を入れる倉庫。
幸いな事にすごく感謝出来ている。
こう思えている自分を形成してくれた人達、ありがとうございます。

自分が指導者として携わった選手にはこういった感覚を持っていて欲しいなと思う。
が、自分の感覚を押し付けてしまいたくないなとも思うし、決して自分の感覚が唯一の正解だとは思っていない。

どう思いますか?と意見を求めたいお話

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?