FOR CHILDREN PROJECTです。

前回、北海道でのクリスマス会の様子をご報告しましたが、同じ日程の中で、北海道上川高校に通う高校1年生の皆さんに向けて特別授業も実施してまいりました。

講師を務めたのはもちろんラッパー般若。
そして、FOR CHILDREN PROJECTメンバーのコピーライター、エクスペリエンスデザイナーも参加。

今回の授業では、これまでとは少し趣向を変えて、「おじさんたちの失敗人生」を教材にしました。
現在、社会で奮闘する仕事人としてのエピソードではなく、
かつて16歳、17歳だった頃のみっともない話や、
それ以後に、うまくいかなかった時のお恥ずかしい話などを3グループに分かれてこっそり告白。
職業というより、生き方を軸にした形です。

FOR CHILDREN PROJECTとしても初めての試みでしたが、計算通りにはいかない等身大の生き方の紹介には、
「ふーん、いろんなことがあるもんだな」
「うまくいかないことの方が多いのか」
という声が上がるなど、高1の皆さんも真剣に聞き入ってくれました。

そして最後には、恒例の「ラップやってみよう！」大会。
照れ臭くて皆の前に立てない生徒さんもいましたが（当たり前です）、
代わりに担任の先生や、飛び入り参加の上級生がラップで自己表現！
これには教室中が大盛り上がり！

抜群に素直で、ノリのいい空間でした。

その日の上川町は大雪で、校舎に入る時には全身が凍るような冷え方でしたが、授業を終えてみると本当に本当に、心から暖かさを感じる時間をいただきました。

このような機会をくださった上川高校の先生方、
そして、セッティングをしてくださった地域おこし協力隊の皆さま、
本当にどうもありがとうございました。

子どもたちの周囲に、
優しさの輪を、ひとつずつ。
FOR CHILDREN PROJECT