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最初は数字に弱くてもいい

「私は数字に弱いんです!」

という方はかなりいらっしゃいます。
確かにビジネスにおいて数字は大切ですが、なぜ大切なんでしょう?
今回はこのテーマで書いていきます。

結論:「判断できる数字」が一番大切

経営に必要なのは「正確な数字でなく」、「判断できる数字」

「数字に強い経営者」という言葉を聞いたときに、多くの人がイメージするのが、「瞬時に計算をして答えを出す人」ですが根本的にこれが違います。

できる経営者というものは、
”瞬時に計算”はしているのですが、
”瞬時に正確に計算”しているわけではないんですよね。

例えば、「コストはいくらかかるの?」と聞かれたときに1円の単位まで正確に計算する必要はありません。

「1日大体1万5千円かかるから1ヶ月30日で45万円か、ざっくり50万円あればいいか」とこんな感じで計算しています。
割り勘の時に、キリのいい数字で集めるのが早いのはそのためですね。

「判断できる」これが重要

そもそもですが、経営者というものの仕事を理解すれば自ずとこの答えに辿り着きます。
経営者の仕事は「物事の判断」です。

新しい企画、トラブルなどさまざまなことが日常的に起きます。
その時に経営者が”適切な判断”をしているから雇用されてる人は安心して仕事に取り組めるわけです。

判断できる数字に強くなろう。

それではまとめに入っていきます。
今回は「正確な数字」より「判断できる数字」に強くなろうというお話しでした。経営で一番大事なのは”正確より速さ”です。
大まかに素早く決めて、詳細は実行段階で詰めればいいのです。

実際、小さなビジネスをやる上で複雑な計算が必要なことはほとんどありません。
会社が大きくなって本当に必要であれば経理の担当者を雇えばいいだけですし、税金関係で必要であれば税理士さんに依頼すればいいだけです。

「苦手なら苦手」と割り切って苦手以外にリソースを割きましょう。

それでは今回は以上です。


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