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2022都市を創生する公務員アーバニストスクール

2023.2.4
都市を創生する公務員アーバニストスクールを受講しています。
昨日は交流会。全国から集まった人達の熱量たるや❕
貴重な出会いの場でした。交流会の後の交流会は更にヤバかったです☺
感謝。

スリットパークに寄り道
日本橋のホコ天。スケールが違う
デロイトトーマツのなか 都内すごー


登戸の取組を3分でプレゼンしてきた


そして、思ったこと。
みんなそれぞれに苦労していて。
予算が取れなかったり、幹部の一人の反対でストップしたり、異動が叶わなかったり、白い目で見られたり、仲間が集まらなかったり…。
やろうとしている取組自体は、まちの将来を良くするに違いないだろうに。
でもうまくいかない事がある。

そんな話をいくつか聞いているうちに、世阿弥の「風姿花伝・花鏡」を思い出した。

「善悪不二、邪正一如」
(ぜんあくふに じゃしょういちにょ)

って言葉が出てくるくだりがある。

時と場合によって、うまく適合するものを善し、適合しなかったものを悪いとしているにすぎない、と。

室町時代の「能」の話なんだけど、何故か共通する。
たまたま結果が、その時はうまくいかないように見えるだけ。
もしその経験が、その後の更なる成功につながったとしたら、今起きてる事は何なんだろうか。


結果ではなくて、その果敢なチャレンジ自体(プロセス)に意味があって価値があると思う。
どれだけ大変だったかは人には見えにくいから、結果に表れないものは褒められることも少ないに違いない。


でも自分は、自分だけはいつでも「よくやった!」って自分を認めることができる。
「自分は意味があって、価値のあることをしてる」って。

何がうまくいかなかったんだろう?
部長がハンコを押してくれなかったから?

その取組がもたらす効果は伝えただろうか。
何のためにやるのか、目的は明確だったろうか。
説明の仕方は適切だっただろうか。
予算制度の仕組みは正しく理解していただろうか。
相手に正確に伝わっただろうか。
タイミングは良かっただろうか。
雰囲気は良かっただろうか。
日頃から良好な関係が築けていただろうか。
様々なリスクは想定・検討されてただろうか。
ダメな理由は明確に確認できただろうか。
もう一度チャレンジする余地はなかっただろうか。

「結果」の前に、もし改善・工夫できる要素が見つかったなら、それは次に向けて良い経験なのでは。
うまくいったら善し。
いかなくてもまた善し。


公務員だけがうまくいかないんじゃない。
仕事だけに限らず、どんな場面でもよく起こること。

どこの職場で、どんな仕事をしていても。
でもそこで得た知識や経験は、必ず活かされるに違いない。

腐らず
あきらめず
努力した事実を自分で認めて
次につなげよう。


「新しき計画の成就は、ただ不撓(トウ)不屈の一心にあり。さらばひたむきにただ思え 気高く 強く 一筋に」(中村天風)


『自分は社会の役に立っている、と自分が思う事』は、どんなに否定されようが、白い目で見られようがいつだって自由だ。誰のコントロールも受けることはない。
そして、同じように苦労している職員が全国にいることももう知っている。

目的を共にするパートナー。
一緒に頑張ろう

#アーバーニストスクール
#都市を創生する公務員
#世阿弥
#風姿花伝
#花鏡

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