港助産院

港助産院の院長ブログです。

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最近の記事

春を先取り

本日は春分ですね。 「国民の祝日に関する法律」によると、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされています。 花粉が大量に飛散しているように、自然界のあらゆる生命が活発化する時期でもありますね。 先日、ふらりと一人で西表島に出かけて亜熱帯の森をトレッキングしていたのですが、西表島はまさに生物多様性の宝庫でした。 豊かな自然環境のなかで、生きもの同士がつながり合い、独特の生態系をつくり出しています。 西表島のなかで無数に存在している生きもののつながりが、古来から絶え間

    • チョコを味わう

      昨日はバレンタインでしたね。 東京タワーもピンク化していました。 毎年バレンタインシーズンになると、小中学校時代に母と一緒にシュークリームやチョコなどをつくっていた情景が蘇ります。 友人と手作りお菓子を交換し合ったり、父や弟がもらってきたチョコを奪い分けていただいたり、子どもながらに平和に楽しんでいました。 大人になってからは、市販の限定チョコやお取り寄せに惹かれるようになり、チョコを手作りする機会がなくなっていきました。 しかし今年は、友人に「家でチョコを作ろう」と誘わ

      • 【節分】「鬼は外」について思うこと

        本日は節分ですね。 『鬼は外、福は内』という言葉について、毎年疑問に思うことがありまして。 鬼とは…?、と。 『鬼は外』の"鬼"を、皆さんはどのように解釈されていますか。 そもそも自分にとっての『鬼』、つまり『外に出したい(回避したい)対象や状況』とは何でしょうか? 私にとっての『鬼』とは.. 『自分にとって不要なもの、不快な感情、変えたい認知や行動、傷ついた出来事、コンプレックス』などでしょうか。 しかしこれらを闇雲に回避や除去しようとすればするほど、その対象を意

        • 人日の節句

          本日1月7日は、人日の節句。 七草粥の日ですね。 古代中国では毎年1月7日に7種類の野菜が入った汁物を食べて、無病息災を願う習慣がありました。 それが日本に伝わり、お正月の若葉摘みの風習と合わさって、七草粥になったといわれています。 冬を乗り越え、早春にいち早く芽吹く七草。 その若々しい生命力を採り入れたく、本日はいただいたお米で七草粥をこしらえ、お正月で疲れた胃腸を労りました。 昔は、七草をみじん切りにする際に、「七草囃子(ななくさばやし)」というわらべ歌を歌う風習があ

        春を先取り

          2024年

          人生は予測し難いことの連続で矛盾に満ちています。 いかに矛盾と共存していけるかが試され続けているようです。 正か誤か、善か悪か、世の中は二極思考で溢れていますが、無理やり意味づけして納得させようとするから、苦しみや悩みが繰り返されるのかもしれません。 2014年も想定外な事柄が諸々起こると思いますが、「自分は本当はどうしたいのか」という気持ちを大切にしていけたらいいなと思います。 本年もよろしくお願いいたします。 院長

          【年末年始】休業日のお知らせ

          早いもので、今年も暮れようとしています。 2023年も多くのご家族とのご縁に恵まれ、皆様と共に成長できましたことに心より感謝申し上げます。 来る年も各ご家庭のニーズやお子さまの特性に合った育児の形を共に探求していくお手伝いができたら幸いです。 当院では、下記期間を年末年始休業とさせていただきます。 この期間は、当院が運営している「オンライン助産院(助産師相談)」の受付は承っておりますので、お困りごとがございましたらお気軽にお問合せください。 年末年始休業の間、皆様には大変

          【年末年始】休業日のお知らせ

          冬至

          12月22日。本日は冬至です。 冬至とは二十四節気のひとつであり、日本を含む北半球では、1年で最も昼が短くなる日です。 冬至を起点に翌日からは徐々に昼の時間が長くなるため、冬至には「一陽来復」という別名もあります。冬が去り春が来るように、悪いことが続いた後に良いことが起こることを意味します。 隠極まれば陽に転ず。毎年、冬至を迎える度に、やっと冬の折り返し地点がきたのだと少しだけ嬉しくなります。 かつては冬至およびその前後を新年の始まりとしていた時代もあり、海外では今もなお太

          立冬

          気づいたら、前回の投稿から6ヶ月が経過していました。 「半年」という期間。季節は初夏から晩秋へと移行しているのにも関わらず、私は未だに半袖・サンダルで、なかなか紅葉しない樹木のように季節の流れについていけない感覚を抱きます。 「半袖はあなただけだよ」と、テラス席でカレーを頬張る私の身体を心配してくれた人がいたのですが、その時にはじめて「そういえば寒いな」と気付くくらい変化に鈍感な人間なのだと思います。 毎年秋から冬にかけて風邪をひくのも納得です。 一方で、様々な「変化」に対

          港区産後ケア事業(訪問型)

          港助産院は、当時はまだ少なかった出張専門助産所を2015年に港区内で開業しました。開業以来、多くの親御様・お子様との出会いに恵まれ、育てられてきました。 2023年も引き続き、皆様と共に成長していく助産院でありたいと思っています。 さて東京都港区在住の妊婦さんと生後1年未満のお子様を育児中の人は、港区産後ケア事業の申請ができるようになりました。 申請受理後は、港助産院の産後訪問ケア(母乳外来・助産師相談・乳房ケア)も、0〜1,000円でご利用いただけます。 ※現時点で、港区

          港区産後ケア事業(訪問型)

          新緑を愛でる

          淡いパステル調の、みずみずしく初々しい若緑が美しい季節になりました。 桜シーズンが終わった後の楽しみが、新緑です。 新緑を一言で表すと、「生命力」「透明感」「初夏」「常若」でしょうか。 昨日、伊勢に訪れたのですが、五十鈴川や伊勢神宮の新緑がとりわけ美しく、新鮮な空気を吸い込みながら、森の匂いに癒されました。 森林浴には様々な効果が期待されています。 森林浴のコツは、スマホをOFFにして、五感を駆使しながら自然に意識を向けること。 過去や未来にとらわれることで悩みやストレ

          新緑を愛でる

          土日祝料金改定とGWの営業について

          いつも港助産院をご利用いただきありがとうございます。 当院はリピーターやご紹介によるご依頼が多く、地域の皆様のご愛顧の賜物と日々感謝しております。 これまで当院では、土日祝日料金を加算しておりましたが、この度、土日祝日料金を平日と同一の料金設定に改定(値下げ)いたします。 今後も皆様に末長く支持していただけますように、努力を重ねていく所存です。 ■変更実施日 2022年5月1日(月) ■変更内容(値下げ) 旧価格:12,000円 新価格:10,000円 ゴールデンウィ

          土日祝料金改定とGWの営業について

          (妊婦さん向け)ママサロン「出産準備クラス」

          桜散る目黒川。 川面には毎年恒例の花筏がゆっくり流れていました。 花見を楽しむ人たちを横目に、ようやく街にも活気が戻りつつあるのを感じて嬉しくなりました。 さてコロナの流行を機に終了していた10mois AOAYAM(表参道のベビー用品店)が主催する妊婦さん向けセミナーもリスタートし、私と佐々木も講師として参画いたします。 また以前のように、妊婦さんたちと対面でお会いできることを心より楽しみにしております。 詳細はこちら▼ https://10mois.com/pages

          (妊婦さん向け)ママサロン「出産準備クラス」

          新年のご挨拶

          新年おめでとうございます。 寒さの中、ジュウガツザクラが小さな花を咲かせていました。 今年は卯年ですが、ウサギは多産で繁殖力に富むことから、子孫繁栄や安産の象徴とされてきました。 今年もたくさんの命の誕生に寄り添い、子どもたちの飛躍を見届けていけたら幸いです。 さて、ウサギといえば、「うさぎとかめ」の物語が有名ですよね。足の遅いカメと足の速いウサギが競争をし、最終的にはカメが勝利する話です。 子どもの頃は、「ウサギが油断して寝たから負けた」と思っていました。しかしカメが昼

          新年のご挨拶

          年末年始休業のおしらせ

          平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 本年も残すところあとわずかとなりました。 来年も助産師一同、周産期ケアの向上に努めてまいります。 尚、誠に勝手ながら、年末年始は下記の日程で休業いたします。 ご相談がございましたら、オンライン相談をご検討いただけたら幸いです。 記 年末年始休業期間 2022年12月29日(木)〜2023年1月4日(水) ※オンライン相談のみ、年末年始も稼働しております 時節柄、ご多忙のことと存じますがご自愛くださいませ。 皆様のご健康

          年末年始休業のおしらせ

          助産師✖️公認心理師

          2ヶ月後には令和5年ですね。 令和2年以降、新型コロナによるパンデミックは、私たちの生活や環境を大きく変え、人類を翻弄してきました。 しかしさまざまな行動が制限されてきた中でも、その非日常性は日常の地続きにあるため、ウェルビーイングな状態を保つことへの意識も高まってきています。 職業柄、様々な不安や悩みに寄り添う機会が多いため、心身ともに健康であるとは何かという問いを、自身に投げかける頻度も増えました。 そしてより専門的に周産期メンタルヘルス支援がしたいと思い、公認心理師の資

          助産師✖️公認心理師

          電話番号変更のお知らせ

          平素より港助産院をご利用いただき、誠にありがとうございます。 さて、令和4年6月より、当院の代表電話番号が下記のとおり変更となりますので、お知らせ申しあげます。 大変恐縮ではございますが、電話番号をご訂正くださいますようお願い申し上げます。 これからも港助産院をよろしくお願い申し上げます。 記 新電話番号:03-6823-4771 旧電話番号:03-6868-4649 ※住所やメール等の変更はございません。 港助産院 城野育

          電話番号変更のお知らせ