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MasaHのパララクス補充調整歴(2000~)

今回は、私MasaHがミドルスクールでパララクス補充を使用するまでの歴史をまとめてみました。それは、私がMTGに参入した2000年に遡る。

2000年 MTG参入時

この年に私はMTGに参入した。その頃は、潮流操作という
マスクスのテーマデッキと、ブースターで当てたレアを
入れた簡素デッキだった。福岡の奥地でシングルショップ
にありつけなかったのだから仕方ない。

※テーマデッキ「潮流操作/Tidal Mastery」の詳細

そんな中、福岡市に行き来してシングルを豊富に買っている友人が、
パララクス補充を使って勝負仕掛けてきた。当然、テーマデッキに
毛が生えたようなデッキでは太刀打ちできなかった。メインから
[[解呪]]と[[対抗呪文]]が多少入っていたのがせめてもの救いだった。
実は、[[パララクスの潮流]]や[[パララクスの波]]には消散の注釈文が
書いていない。そのため、その友人は、アップキープに消散カウンターを
取り除かないというイカサマをしてきた(笑) これは今でも忘れない。
消散の注釈文が無い!

2001~2002 インベイジョンブロック期 [[パララクスの潮流]]入手

この頃は、テーマデッキ「虹色」を中心としたドメインデッキを使っていた。
シングルショップにありつけないから、中身は当然中途半端。フィニッシャー
は[[茨の精霊]]と[[剣歯ニショーバ]]と[[魂売り]]だった。

※テーマデッキ「虹色/Spectrum」の詳細


友人の赤単バーンと勝負したら、[[蛇行する川]]の10点ゲインが強すぎた
のを忘れない。その友人が、[[パララクスの潮流]]一枚トレードしてくれた。
それが当時の私にはうれしかった。そのドメインデッキに入れて使った(笑)

塾友にMTGプレイヤー多くて話は盛り上がったが、塾でプレイできないので、
結局は遊べずも同然。友人に見せてもらった文字だけのカード一覧の本が
唯一の情報源だった。それで[[クロウマト]]は"黒いマント"だと思っていた。

PS:余談だが、その当時は、書店でプレーンシフトのブースター2パック買い、
2枚ともレアが[[破壊的流動]]であり、「このゴミ!」と叫んでしまった。
まさかその2枚を20年後の限築杯で使用して2連覇の優勝をすることになるとは、
当時の私は知らなかった。

↓ 2021年9月19日の限築杯のデッキの詳細

2002~2005 高校で寮生活のためプレイ出来ず

この時期は高校で寮生活で、受験勉強に熱中しており、プレイ出来ず。
ノートや教科書にMTGネタを書いて遊んでいたくらい(笑)

2005~2007 「カローナ補充」作成

東京の大学に入学したため、シングルショップに行かれるようになった。
そこで、以前に買えなかったシングルを沢山買いそろえていった。
パララクス補充デッキで必要なパーツも、大方揃えた。ストレージで
[[静寂の命令]]を見つけた時、[[カローナ]]が好きだったこともあり、
是非とも使いたいと思った。それで、以下のようなデッキが完成した(笑)
ディセンションで青白のショックランドが出た時はうれしかった。
ちなみに当時は、まだパララクスのエラッタが存在していた。

パララクスのエラッタの詳細(~2009年10月)

デッキリスト(2007年)「カローナ補充」

マナ源(24)
4《平地/Plains》 
4《島/Island》 
4《神聖なる泉/Hallowed Fountain》 
4《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》 
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《金属モックス/Chrome Mox》 

インスタント&ソーサリー(14) 
4《補充/Replenish》 
4《入念な研究/Careful Study》 
4《大あわての捜索/Frantic Search》
2《吸収/Absorb》

エンチャント(22) 
4《オパール色の輝き/Opalescence》
2《浄化の印章/Seal of Cleansing》 
2《静寂の命令/Decree of Silence》 
4《調律/Attunement》 
4《パララクスの潮流/Parallax Tide》 
4《パララクスの波/Parallax Wave》
2《テフェリーの濠/Teferi's Moat》
デッキリストからわかる通り、当時の私はまだ「フォーマット」
の意味を理解できていなかった。自分の好きなカード放り込めば
いいと思っていた。大会なんて出る気もなかった。
このデッキをカジュアルプレイヤーの友人と回して遊んでいた。
打ち消しができないデッキ相手にはかなり強かった。特に
[[静寂の命令]]が着地した時は相手が悶絶した。8/8が重度妨害
しながら殴る、さすがは絵柄の通り[[邪神]]であった。しかし、
打ち消しが強いカササギブルーなどには太刀打ちできなかった。
[[補充]]を[[鎮圧]]で根こそぎ抜かれ、[[オパール色の輝き]]
を[[根絶]]されたりで散々な目に遭ったorz

2007~2020 放置少女

補充少女
2007年のローウィン発売後に、親切な友人にショップで
会い、スタンダード等フォーマットの意味を教えてもらう
こととなる。そして、スタンダードに参入し、初めは敗北
や劣等感が怖くて出れなかった大会にも、出始めた。
そして、次々と下のフォーマットに手を出し続けていった。

2007年: スタンダード、エクステンデッド参入
2008年: レガシー参入、スタンダード引退
2011年: モダン誕生、多少かじるが、すぐ引退
2013年: ヴィンテージ参入、エクステンデッド廃止
2017年: オールドスクール参入

パララクス補充は、エクステンデッドでは使えない上に、
レガシーでは遅すぎて通用しないという現実を叩きつけ
られることとなる。そのため、14年間、私のパララクス
補充は引き出しの中で放置少女となってしまった。

しかし、そのパララクス補充は放置少女のように
「放置しても強くなっていた」のであった。放置期間に、
パララクスのエラッタは消えていたのだ(2009年10月)。

2021年 ミドルスクール参入、大会出場

ヴィンテージの友人に、ミドルスクールというフォーマット
の存在を教えてもらった。それで、14年間放置少女であった
パララクス補充デッキを久々に取り出し、中身を見てみた。
ミドルスクールで禁止になっているカードは一枚も無かった
が、ミドルスクールの範囲外は数枚あったので、まず抜いた。
そして、Google検索で参考になるデッキリストを検索して
いたら、以下のデッキ画像を見つけた。
参考にしたデッキリスト
初めは、ほとんどこのデッキの真似をして、大会に出てみた。
ただ、その14年前に作成したカローナ補充が忘れられなかった
ため、メインの[[退去の印章]]を[[静寂の命令]]と入れ替えた。
そして、MTGWikiでパララクス系のエラッタがすでに無くなって
いることを確認し、永久追放コンボを目指す形で大会に出た。

2021年始めの初大会では、打ち消しがきついランドスティルに
なかなか勝てず、他のデッキも[[トーモッドの墓所]]をサイド
インしてきて、[[補充]]を妨害されて痛い目に遭った。ただ、
「墓地対策しなくていい」と思っている人もいて、そういう
デッキ相手には、[[補充]]や[[静寂の命令]]でひどい目に
遭わせ、パララクスコンボでパーマネントを無残に追放した。

どうやら、補充デッキを使う人が以前は関東の大会にはいな
かったそうで、私の参入は「ミドルスクールでも墓地対策が重要」
であることを周知するキッカケになったようである。

[[トーモッドの墓所]]対策を考えたところ、思い出したのが、
オンスロート発売当時に自引した[[真実の信仰者]]であった。
同時にハンデスや[[寄付]]、[[直観]]をも妨害できるから、
地味なようで非常に強力な効果を持っている。

そして、打ち消しがきつい相手には、[[防御の光網]]を
サイドインした上で、手札からエンチャントを叩きつけ、
打ち消しを消費したところで[[補充]]を打つ動きを心掛ける
など、プレイ方法も色々考えて試行錯誤した。

13年間放置少女だったパララクス補充デッキが、とうとう
ミドルスクールというフォーマットで日の目を見たのだった。

その後

続きは、この記事になります。以上!

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