3Dプリントキャブレターでミニサーキットを走ってきました。

本日は事前に許可を頂いてしんしろカートコースでスーパーカブに3DPキャブを取り付けて走ってきました。何気にサーキットフリー走行的なことをするのは初めての初心者ド素人です…
結論から言うと3DPキャブが得意な回転数になる前に速度を落とさざるを得ないため、なかなか高回転でパワーが出てくる今の3DPキャブの強みが生かせてないな…といった感じでした。まぁ72ccに対しての口径がΦ20。正直アンバランスな所はあるし、パワーチェックを見る限り予想はしていたけども。
ギア数が多ければ1速落として…って言う事も出来たかもだけれども、3速のカブじゃギアが離れすぎてて回転数高すぎor低すぎでアカンかった…


しんしろカートコース全景。時計回りです。

この赤丸の部分・低速コーナーで回転数下がり切ってからの加速がかなり苦手で息つき入っちゃう感じでしたのが特にツラいですね…(スロットル開けつつブレーキ踏んで入っていけばだいぶマシになりましたが…)
ギアは2速固定・回転数は5000~7000rpmを多用する…感じなのかな?
それはそれとして折角なので新型キャブも試してみました。こちらは元々モトビ用に考えてたもので今までのキャブをベースに口径を絞って吸気側のベンチュリ設計を見直したものなのですが、モトビが今入院中なのです…。悲しいなぁ。
こちらは口径を絞ったからか低回転でも息つきすることなく加速してていい感じでした!ただ、セッティングが煮詰まっておらず、以前セッティング出しした時は高回転で若干薄い状態でした。
その時に比べて気温も湿度も高いし…案外イケるんとちゃうかな…とは思っていたのですが甘かったですね…今回も高回転で薄くて回りきらない感じでした。
まぁ、これはメインジェットの番手を上げれば改善するでしょう、多分…
こんな感じで極力他の方と被って迷惑かからないように走行してたわけですがこういうのも楽しいですね!やっぱり。
あーでもないこーでもない言いながらキャブの設計を変えていって楽しめるのも設計~実装~フィードバックを早く回せる3DPキャブならではの楽しみ方なのかなと思った半日でした!

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