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マッチングアプリ廻戦~上玉・玉砕編(桜子ちゃんアートアクアリウム編③)


 銀座かお台場か迷っていたところ、職場マッチング女子たちが声をそろえていった。

「そりゃー、お台場でしょう!私、レジャーシート貸します!」と言ってきた。

なぜレジャーシートが必要か聞くと、
「そりゃー、砂浜にレジャーシートを敷いて夜景を見るのがロマンチックだからですよ!」

なるほど!
ちなみにこの時点で、テニスになぞらえれば、櫻子ちゃんコンテストベスト8に入っていると思うのだ。
多分、感覚として1000人マッチングした中からやり取りをしているのが、100人。
約束が取り付けられたのが20人。
二回目まで行けたのが8人。
そう、三回目まで行ければ晴れて多分ベスト4だ。頑張れアラサー。

1待ち合わせ(16時台場駅)

正直、夜勤明けで来てくれるので、結構申し訳なかった。
櫻子ちゃんは、夜勤明け、午前10時半に寝て就寝→13時半まで仮眠をとり、来てくれるというわけだ。大学時代に、カラオケオールした後に寝て、バイトに行ってめちゃくちゃきつかったのを思い出した。

なんせ、櫻子ちゃんは仕事で疲れた後に来てくれるのだ。感謝である。

それでも、待ち合わせ場所に櫻子ちゃんがいたことには感動した。
ふと、花ちゃんのことを思い出した。
今日は、櫻子ちゃんの気持ちに寄り添った行動をしよう。

源「正直、仕事で疲れてたりする?」
櫻子「・・・実は、ちょっと疲れてます。でも、慣れてるので大丈夫です!」

2 アートアクアリウム到着


ぶっちゃけ、予習してたのに少し迷った。
入口はなんかすごかった。

アートアクアリウム×和の組み合わせだ。和と言えば金魚。金魚さんたちが可愛かった。水槽がたくさんあったので、一つ一つお互いに感想を言い合いながら、回った。

(ここで大人の色気あふれるコメントで櫻子ちゃんゲットや)

「おっ、これ見てください。ふんしてますよ!」



櫻子ちゃん「おおお・・・」


全世界女子(ドン引き)


櫻子ちゃんコンテスト審判「お前レッドカード退場!」


全宇宙人「お前の頭はチンパンジーか!」


そう、俺はチンパンジーなので、脊髄反射で思ったことが口に出てしまうのだ。地球は青かった。 猿の惑星(完)





とここで終わると思った?地獄の脊髄反射はまだ続くぜ?

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