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こんな朝っぱらからテニスかよ




朝5時に起きる。外はまだ暗い。
ああ、二度寝したい。
まあ、自分で行くことにしたんだけどね。

コートまでのこの田舎道が好きだ。
朝露を纏った葉っぱの匂いがすきだ。
今日が土曜ってところが大好きだ。

5時55分にテニスコートに着くと、すでにもうメンバーは打っていた。

「おっ、久しぶり!今日はどうしたの?」

「今日は大会があるんで、アップしにきました。」

やっぱりテニスは楽しい。

力でねじ伏せた時よりも、相手のプレースタイルを分析して、相手の意表を突いてショットが決まった時の方が気持ちいい。

朝8時になって、大会の会場に向かう。

9時5分前に現地に着く。

会長「え、早すぎじゃない?」

よく見ると、俺のブロックは11時半集合だった。

会長「パンクしちゃうから、今からいたほうがいいんじゃない?」

「ああ、確かに!ww(パンクで一度遅刻した)いやでも、とりあえず一旦違う場所いにます。」


会長「いや、帰ったら二度寝しちゃうんじゃないの?」

俺をなんだと思ってるんだww


「近くのカフェで時間潰してます!笑」

会長「ああ、それならいいね。」


 自転車でカフェを探した。



さかい珈琲ってとこ。モーニングのハニーシナモントーストってのがバリうまかった。

朝から、カップルが隣でいちゃいちゃしている。夫婦が隣会った席に座って談笑している。

圧倒的独身男性の俺は、カフェオレを飲みながら思った。

 あれ、別に彼女とか奥さんいなくても、テニスして、カフェ開拓して、うまいもん食って、温泉入って、ネトフリ見て、本読んで寝落ちする日々で十分最高じゃね?

 ???(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ...)

んでたまに贅沢して旅行行ったり、山登ったり、雨が降ってる日は、カフェで読書でもいい。映画を見に行ってもいい。

 仕事もある。家族も健在だし、何かしらのコミュニティもある。健康である。貯金もまあそこそこはある。

あれ、もう結婚しなくていいんじゃね?

 ???(逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ...)


今の生活に、結婚生活が入る余地があるのか。

そうだなぁ。生活縛られたくないなぁ。

もし結婚するとしても、自然体でいれて、好きなことを自由にさせてくれるパートナーかな。


というわけで、1000人に1人いるかいないかのガッキーに似たお互い自然体で入れるパートナーをみつけたいとおもい..

天使のフォレストナイト「逃げちゃダメだ!」

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