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2ヶ月ぶりに、派手に捻挫した時と、同じシチュエーションでテニスした。毎日投稿30日目


足が、、、足が動かねぇ・・・。

あの時の絶望は忘れられないし、一か月自然治癒で治したら、腱が伸びきっちゃってて一生治らないですもう一か月リハビリね。と言われたときの絶望も絶対に忘れない。激しい捻挫から2ヶ月。

俺は、あの時と同じシチュエーションでテニスすることになった。

先々週の土日は、弱そうなサークル(飲み会強制クソサークルだった件)を見つけて、ゆるくテニス

先週の土日、中級くらいの人とシングルス。

今週の土日、自分よりやや下か同等くらいの中上級くらいの人とシングルス。でリハビリは順調だったはずが、

今週、偶然コートで、ケガの元凶の人に会ってしまった。その人はめちゃくちゃいやらしいテニスをする方だ。
相手が動いた方向と逆に、短いドロップを落とし、めちゃくちゃ走らせたあげく、取ったと思ったら、深いロブを打ちメンタルブレイクしてくるのだ。

オレは、その何百回目のダッシュで、派手にこけて捻挫したのだ。

「あれ、テニスできんじゃん?じゃあすぐ誘うわwww」

いやいや、まだ無理ですよ笑
ほら、見てくださいよこの足。

サポーターでガチガチにした足を見せた。

ああ、オレが破壊した足じゃん笑

いやいや、オレが転んだだけなんで。6月なったらやりましょ!笑

その日はそれで終わったはずだったが、昨日の夜唐突にラインが来た。


「火曜日テニスやりませんか?」

6月とは?

すごい迷ったけど、何度も断っているので、「めちゃくちゃ絶不調なんですけど、大丈夫ですか笑?」と送ると、

よろしく。の4文字。

実はこの人、こないだの大会でも優勝したらしい。俺との通算成績は覚えているだけでも、1勝40敗1分だ。この1勝も、全集中できた奇跡のゲームだ。

今のオレは、武器であるフットワークも使えないし、ブランクで得意ショットの精度もおぼつかない。トラウマでダッシュができない。

言うなれば、タケシのイワークに
ピカチュウと、ポッポと、トランセルと、にどげりを覚えていないコラッタで挑むようなものだ。

そう、全てがのコンディションのレベル不足なのだ。

不安に思いながらも、早々に仕事を切り上げ、到着した。

前回の捻挫の要因が、
残業、疲労、強風、長ズボン、ストレッチ不足だったので、今回は
早上がり、9時間睡眠、風はしらん、半ズボン、念入りなストレッチで臨んだ。

しかし、俺は重要なものを忘れた。

サポーターを忘れたのだ。


・・・。自分自身に呆れながらも、様子を見ながらテニスをすることにした。さすがに、今日はドロップは打ってこないだろう。

いや、試合そうそう打ってきやがった。


体は反応しているのだが、左足が鉛のように動いてくれない。

2回目のドロップも、3回目のドロップも、右足がかろうじて反応して走り出すが、全部追いつかない。

動け、動くんだ俺の左足。トラウマは根深い。

ゲームは中盤。

トップヒーローは学生時から逸話を残している。彼らの多くが話をこう結ぶ、『考えるより先に、体が動いていた』、と

僕のヒーローアカデミア「オールマイト」

8回目くらいのドロップが打たれたとき、夢中になっていた俺は、

左足が勝手に動いていた。クラ○が立った!クラ○ラが立った!と脳内はパーティーだ。そのまま走り込み、ドロップをキャッチしたのだった。
「とれた!」
無情にも、深いロブをうたれ、追いつけなかったが、トラウマを克服した瞬間だった。

結果は、2-6 4-7

めっちゃ負けたけど、すがすがしかったし、不調の俺とテニスしてくれてほんとありがとうございましたって感じだった。ああ、テニスできてよかったなあ、テニスできれば婚期遅れても別にいいかと思った一日でした。おわり。


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