今回は地元の高校生がインターンシップで植林作業のお手伝いに来てくださいました。

フォレストバンクの森がある徳島県那賀町では森林率95％の町で降水量が豊富なことから古くから有名な林業地として栄えてきました。

【弊社山林から、見渡す限り人工林】

徳島県立那賀高等学校では森林クリエイト科があり林業に関する資格などを在学中に取得する事ができます。

林業界では林業従事者の高齢化や担い手不足が深刻ですが毎年森林クリエイト科から若い世代の山師が誕生し町に活気が生まれつつあります！

【写真右：昨年度那賀高校卒の前浦くん】

今回は2日間のインターンシップという事で先輩たちと植え付け作業をして頂きました。

【作業の様子】

1ヘクタールに1000本の苗を植えていきます。1ヘクタールは100ｍ×100ｍの広さです。山では1町（１ちょう）と言う単位で呼んだりします。

【まず鍬で穴を掘る】

苗がしっかり活着しそうな場所を選んで等間隔に植えていきます。

【苗を植えた後は地表を固める】

この苗木？実は今回初めての試みで早生樹（コウヨウザン）を植えることにしました。

【しっかり垂直に植えていく】

どのような成長をするのか楽しみです。上手く成長すれば生きている間に主伐を迎えるかもしれませんね（私は31歳です）。

【竹杭を打つ】

苗を植えた後はその上にシカやウサギの食害防止のためにシェルターをかぶせていきます。これが無いとほんとに一瞬で食べられてしまいます。それだけシカが多いって事です。

【シェルターを運ぶ】

苗1本1本に被せて行きますので運ぶのも一苦労です。日本全国そもそもシェルターなんて被せなくて済むような森の状態にしていきたいですね！シカをたくさんおいしく食べて一定数減らせば少しは変わるかも？

【植林完了！】

しっかり活着してくれますように！どんな成長をしてくれるのか楽しみですね。木頭の気候に合うのかも気になります。今回植林を行った場所は作業道近くで日々巡回しやすいので成長を見守って行きたいと思います。

【このラインで植えていきましょう】

2日間のインターンシップお疲れさまでした！とても助かりました、ありがとうございます！

2年生なのであと1年ちょっとしっかり学校で学んで、遊んで、部活動にも励んでくださいね！先生方も遠くまでお越し頂きありがとうございました！

【インターンシップの様子です↑↑】

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