家で焼いたスフレチーズケーキ。
材料：クリームチーズ、卵、牛乳　　砂糖、粉少々

口の中で溶けます。まさに、ファンタスティック！

　スフレヤーンの意味は、「スフレ」(souffle)、「ヤーン」(Yarn）で、お菓子で聞いた事があると思いますが、卵白を使って、ふわふわっと膨らませたお菓子や料理を意味する「スフレ」、そして、繊維の糸を意味する「ヤーン」を掛け合わせた造語になります。
souffle (仏) ❶ （吐く）息；呼吸，息遣い． ❷ （風などの）そよぎ，一吹き；微風．

ユニクロのネーミングの上手なところです。"雰囲気"だけでフランス語と英語をつなぎ、大きな意味はないのですが、人の心を掴んでしまう…

　2019年頃からカシミア&スフレヤーンとの名前は見かけていましたが '23冬からスフレヤーンの糸、デザイン、色新たになり定着。

　カバーリングヤーンというストレッチ性のある糸を使用し、ブラッシングで起毛することでモチモチとした滑らかな肌触りのスフレヤーン（スムース）ニットが新登場。チクチクしにくく、柔らかい風合いの素材です。　

　ブラッシングによる特殊起毛で、チクチクしにくく、着心地も軽い仕上がりに。

繊維素材は、アクリル、ナイロン、ウール、ポリウレタンなどが使われていますが、セーターの種類で素材や混率が異なります。

洗濯は中性洗剤を使用して下さい。 生成り、淡色には蛍光増白剤の入っていない洗剤をご使用下さい。

「スフレヤーン」は空気をとりこむようにして作られた進化系ニット生地。
リーズナブルな価格が魅力です。

ただし素材の特性上、毛玉ができやすいのが難点。

擦れに弱いので洗濯機で回さず優しく手洗いするのが◎。できてしまった毛玉はハサミでカットするのがおすすめです。

「ヒートテック」「エアリズム」に次ぐユニクロの独特の繊維名になりそうです。

ヒートテック。ネーミングの由来

2012年に当時展開していた機能性インナー「シルキードライ」と「サラファイン」という2つのインナーを「AIRism」という世界共通ブランドに統一しました。

“AIRism（エアリズム）”とは、繊維の極細化を追求することで空気のように軽く、着ていることを忘れてしまうような心地よさをつくり出し、空気のリズムを整えるという、ユニクロの能性インナーのコンセプトです。

「ユニクロ」は素材で46社・工場、縫製で184社・工場、「ジーユー」は縫製で64社・工場になっている。

労働環境や透明性などをよりいっそう高めようというサステイナブル経営への意欲がうかがえる。

結果：世界をリードする繊維産業です。ヒートテックが下着の代名詞となりました。

　繊維の仕事をしています。
スフレヤーンは着た瞬間わずかな層ですがダウンのように温かい空気を閉じ込めているのが分かります。ウール8%ですが、化学繊維に特殊起毛するアィデアは羽毛をしのぐのかなぁ…とも思う。

なんといっても、リーズナブルな価格も魅力です。'23秋から数着試して、個人的にはコートやブレザーの下に着るより、一枚で着るのが良い。100%繊維のようなすべりがない。
シルエットもきれいです。

検索結果に毛玉が難点とあるように、摩擦を避けるなど…ちょっとした気づかいが必要です。

しかし生成りや薄い色が汚れた際、すぐに自宅でTシャツ感覚で洗える(手洗い)のはメリットだと思います。

生成り、ベージュ、グレイの色味が絶妙です。コレがフランス語"スフレ"を使った理由？

「カシミア&スフレヤーン」は消えてしまったのか？そもそも異繊維をミックスすると毛玉は出来る。

私も交織(経糸にコットン、リネン 緯糸にウールなど)が好きです。手織りならではと楽しんでいますが…

ユニクロがそれを克服するかも？さらなる進化に期待しています。

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