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転職の二次面接を通過した話

安定の大組織で、
定年まで保証された賃金を得られる。
ただし、副業は厳禁。
そんな働き方をしている40歳。

そんな中、我が家に不妊治療を経て
3歳と0歳の息子たちがやってきた。

長く子どものいなかった私たち夫婦には
何よりの宝物。

育休を4ヶ月取得する中で
あらゆる体験や学びをし、
視野が広がった。

この時間を大事にしたい…
そう思った末に、働き方を変えたい!
と決意した。

コロナや経済の不安定さのある
このタイミングで、
妻があと2年育休取得により
1馬力で、
長男が4月から認可外の保育園に通う
(補助が出ないので月5万円かかる)
タイミングで、
英会話も習わせてあげたい
タイミングで、

年収が140万ほど下がる見込みの
企業に転職。(でも副業OK)

こうやって書き出すと
ドンドン怖くなる…
リスキーに思える。

けれど、40歳というタイミングは
とても大事な
ターニングポイントな気がする。
組織にいれば中間管理職としての
責任が重なり、
より家族との時間は減る見込み。
息子たちの大事な時期。
過ぎた時間は2度と取り返せない。

短期的に見れば経済的にピンチだが、
長期で見ればそうとは言い切れない。

妻が仕事に復帰する2年後から
2馬力に。

そして、早いうちから
副業力、複業力
身につけて、
予測不能な時代を
組織の恩恵で切り抜けるのでなく
自分の力で拓いていける
ように
なっておきたい。

そうやって長期視点で考えると
こちらの方が未来がある


色々怖さはあるが、
妻の力強い理解もあり
チャレンジに踏み切ることに。


業界が近くてスキルを活かせる
そして働き方や企業理念の素晴らしい
企業を見つけた。

すでに求人の枠が
埋まってしまっていたが
『枠ができ次第採用します』
という条件付きで
面接をしていただいた。


書類選考の後、
オンラインでの一次面接、
そして、通過した後、
オフィスにて二次面接を
していただいた。

1,面接での質問内容

40歳で、これからバリバリ組織に
貢献していく時期なのに、
転職をしたいと言ってきた男。

もし自分が面接官であれば
なんで?なんのために?
と聞きたいポイント。

私が答えたのは2つの答え。

・現職で実現できないが、
貴社ならできそうな業務内容

・家族との時間を大事にできる働き方

後者は、個人的な欲求なので正直
心配であったが、
一次面接、二時面接ともに、
面接官の方が子育てパパであることから
共感をしていただいた。

少し前までは、こんな要求を前面に出せば
呆れられるものであっただろうが、
(現所属の組織は伝統的な体質なので、
まだ呆れられる節がある)
社会的にこうした理解も進んだ実感があり
嬉しかった。

その後は、専門的な質問が多かった。
(スキルを試す質問)


そして、後日、『通過いたしました』との
連絡がメールで届く。


2,中途採用者の面接のポイント

個人的には採用となったポイントとして、

・現職とのストーリーを
しっかりと転職先の企業につなげて
話をしたこと

・なるべく力まず、自然体で
自分の信念を正直に伝えたこと


・現職の功績を振りかざさず、
『これからも研鑽したい』という姿勢で
謙虚に対話をしたこと

これらが大きかったと思う。

逆を言えば
・現職と転職希望先の企業との
関連性がない

・緊張感が高く力みが多い

・現職での活躍をアピールして
売り込んでくる

大学を出たばかりのフラッシュな方なら
全く問題がない。
が、社会に出て18年も経つ者の
在り方としては、この辺はキツい。

これからも伸び代のある40歳であることを
そのまま見せることがポイントだと感じた。


さて、後は、雇用枠ができれば
採用となる。
それまでは、現職で、今の生活スタイルを
維持していくことに。
そして、そんな宙ぶらりんな立場の私を
理解してくださっている本属長に感謝。 

また、年収の希望も転職希望先には
1番最初に(書類選考時)
伝えてある。
希望した額は現在より140万も下。
それでも、この業界ではまあまあ上の方。

一次、二次面接面接官の方々が
上に掛け合って交渉をしてくださるとのこと。
(心より感謝)


そして、こちらの希望額に応えられるか
オンラインによる面接を検討して下さっている。

感謝の気持ちでいっぱい。


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