見出し画像

じぶん時間の作り方

40歳。
0歳、3歳の父親になる。

働きながら子育てをしている。
やりたいこともある。
仕事で責任のあるポジションが加わり、
さらに自分の時間は無くなっている気がする。

時間がない…

子どもが産まれて、
より時間の価値を感じる。

一方で、バリバリエリートで働きながらも
副業でも成果を挙げている人も世の中にいる。
子育てをしながら
仕事も趣味もエンジョイしている方々がいる。

自分と、彼らとの違いは何なんだろう…

ふと、考えたのでした。

一番の大きな違いは、
「時間の使い方について考えて整理する作業」をしたか
そうでないか。
だと思う。

きっと時間を上手に使って、インプットアウトプットを
うまく組み込んで習慣化されているんだ。

そのために、きっと、ご自身の時間について
真剣に見直し、組みなおした過程がお有りなはず

そう思いました。

忙しい、時間がない…と
日々の激流の中で、岩石の様に耐え忍ぶだけではないか。

自分の時間の使い方、過ごし方について
見直したり考えたりしていたか。

自問の答えは…

重要性を分かっていながら、面倒くさくて
やっていなかった(汗)

つまり、感覚的に時間をとらえて
タスクに引っ張られて一日を過ごしていた。

自分の多忙感を
仕事や子育て、家事のせいにしていた。

でも本当に、
必要な仕事?必要な家事?

そういえばあんまり深く考えてこなかった。

ならば、やるべきことが見えてきた。

時間の使い方を見直すこと

その延長線上に、じぶん時間の創出や
疲労感の減少、仕事の効率化がきっとある!

そして、その
じぶん時間は何のために必要なのか。
まずは一番最初にここを考えたいです。

時間の連続が人生


1、じぶん時間は何のために必要?

「自分の時間が欲しい!」
でも、何のために欲しいんだっけ。
ここがボンヤリとしていれば
じぶん時間を作っても、無駄に
過ごしてしまいそう。
それでは本末転倒。

目的をハッキリしておけば、
創出した時間を価値あるものに
できそう。

・ストレス発散?
・仕事を処理したい?
・脳や身体を休めたい?
・自己投資?

色々と出てきました。

①共働き、0歳3歳の子どもたち。
忙殺されず、家族との時間をもっと大事にしたい

②子育てや家庭運営について考えなおす必要性。
より効率的で、よりゆとりある運営がしたい

③40歳、キャリアについて考え直している。
自分の裁量(価値観・時間管理・人間関係)で働く方法を見つけたい

こんな願望が強い僕にとって、
一番じぶん時間で優先したいことは…

「自己投資」

大事にしたい家族との時間裁量権のある働き方。
これを叶えるために、勉強がしたい。
本を読みたい。アウトプットしたい。
学びを実践したい。

うん、そうだ、自己投資に当てたいんだ。

実は子どもが生まれる前(2019年)に
書き出し整理のためのワークをnoteで
綴っていました。

子どもが生まれて、生活リズムが変わり、
日々に追われる中で、
いつの間にかこの時間概念が吹っ飛んでいたことに気づく。

今一度、アップデート。

①まずは何より先に「したくないこと」を割り出す。

何かを捨てないと前に進めない。 スティーブジョブズ
したくないこと、解決策を書き出してみる。

僕はしたくないこととして、
 ①裁量権のない仕事
 ②長距離通勤
 ③意味を感じない手続きやルール遵守
などが出てきました。

その解決方法として
 ①裁量権のある仕事に就かせてもらうように依頼、転職、独立
 ②引っ越し&単身赴任(したくない)、転職、独立
 ③手続きやルールを変えてもらうよう依頼(組織の構造上無理)、転職、独立

…わがままに書いてよいので、
わがままに書いてみると、
よっぽど、転職、独立を望んでいるんだなあと
分かりました。

読者さんはいかがでしたか?

②「したいこと」をわがままに書き出していく。

急ぎではないが重要(やりたい)仕事を最も優先すべきである。スティーブン・コビー「7つの習慣」


わがままに書き出してみる。

僕の場合は
どんな人生にしたい?
 ①家族と多くの時間を過ごしたい
 ②いくつもの働き方で、多様なつながりをもった人生
 ③お金の不安に悩まされない人生
 ④自分のもつ力で人を喜ばせる人生

そのためにできることは?
 ①働き方の見直し(勤務形態の変更、転職、独立)
 ②副業、複業
 ③複業、投資、節約、貯金
 ④副業、複業、学び

そのために捨てることは?
 ①現在の働き方
 ②時間の浪費、多忙感、省エネ思考、現在の働き方
 ③お金の浪費
 ④可能性を制限する枠組み(服務規程など)、怠け心

不思議なことに書き出してみると、
頭の中でボンヤリ思うだけでなく、
「こう思ってたんだ」「こうしたかったんだ」
「じゃあこうすればいいんだ」

という道筋が見えてくる。

なんだかスッキリしてきます。

書き出す(視覚化する)ことは
モヤモヤ悩み続けないためにも
重要な決断を促すためにも効果的。

2、一日の過ごし方を書き出す


さて、次の作業、
現在の一日の流れを書き出してみます。

こうして書き出すと自分のことを再発見できる

僕の場合は
4:00~6:00朝活
6:00~準備
6:30出発
6:30~8:00通勤
8:00~18:00勤務
18:00~19:30退勤
19:30~20:00お風呂入れ(子どもたち)
20:00~20:30夕食
20:30~21:00歯磨き、寝かしつけ
21:00~22:00家事(皿洗い、ゴミまとめ)、筋トレ、SNSチェック
22:00~4:00睡眠

1時間半の通勤時間があるため(往復3時間)、
平日は、子どもが起きた状態で会う時間が
19:30~21:00
しかありません。

通勤の1時間半(自動車通勤)は
どう頑張ってもこれ以上縮めようがない。

(子どもたちの保育園事情や親たちとの距離、賃貸料を考えて、引っ越しや単身赴任はしたくない)

この時間は何とか削りたい…

そして、21時に子どもを寝かしつけた後
21:00~22:00

いつもやってしまうのは家事、筋トレ後の
SNSをダラダラ見てしまい時間を浪費してしまうこと。

そのため、22:00を割り込むことも。

改善の余地あり。


3、見えてきた無駄時間を練り直す

通勤などに関しては、
「そんなのみんなやってるよ。当たり前だよ。」
「わがままだね。単身赴任すりゃいいじゃん。」

といわれそうですが、

現在の幸福感や、100年人生におけるこれからのキャリア、
家庭との関わりの視点で見たときに
この違和感をそのままにしておきたくないと思いました。

確かに、通勤時間は音声配信を視聴するなど、
工夫次第で充実させることはできますが、
往復3時間という時間そのものはコントロールできない。

そして、家族と過ごす時間が大幅に削られる
子どもはあっという間に育っていきます。

幸せになるために選んだ職業なのに、
果たして幸せになれているだろうか。

もう一度考える時間になっています。


そして、改善の余地あり…のSNS時間
「今から10分間」と決めて
タイマーをセット
して枠組みを作ると
効果的。

終わり時間があることで、
自然と調整しようとする心理が働きます

自分の例ばかりでしたが、
読んでくださっている方と重なる部分や
「自分だったらこうかな~」と思われる
きっかけになるといいなあと思います。

4、100点満点を目指さない

さて、時間を書き出すと、
細かな時間の使い方が気になり

「もっとこうしなきゃ」

「次から時間通りに動かなきゃ」

という気持ちになりますよね。

ですが、僕たちは人間。
人と人との関わりの中で生きているのだから
自分も人も、望むように動いてくれるわけではない

だから、100%この見直したタイムスケジュール通りに
動かなければいけない…と思うと、
そうならなかったときに自己肯定感が下がります。

書き出したタイムスケジュールに縛られすぎず、
「アクシデントや体調の変動もあるんだ」
「多少の変動もあるものだ」という前提で
キホンのタイムスケジュールとして認識しておかれると
いいかと思います。

そして、ポイントはスケジュール内の
すべてのイベントをクリアすることを目標にするのでなく
2つか3つ、時間通りにできれば合格!

しておくこと。

意識していればきっと
徐々にその精度は高まっていくはず!


5、まとめ

①じぶん時間の使い方(目的)を決める
②人生スパンで「したくないこと」を書き出す
③人生スパンで「したい生き方」を書き出す
現在の1日のタイムラインを書き出す
⑤タイムラインが「したい生き方」に沿ったものかどうかを見直す
⑥タイムライン内の無駄な時間を割り出す
⑦無駄な時間を意義のある時間に変えるor時間に制限を作る
⑧見直したタイムライン通りでなくてもOK(2,3イベントクリアで合格


僕の場合は、書き出したタイムラインが
ワガママに書き出した「したい生き方」に沿っていなかった。
そのため、働き方そのものの見直しのタイミングにいるんだ
ということが改めてわかりました。


では、どんなタイムラインが理想?

3年後をイメージしたシート(空欄)を作ってみました

これまた、書き出す作業を通して、
自分の内面と現状に向き合いながら
考えて整理していきたいと思います。


どんな人生を過ごしたいか
どんな時間を重ねていきたいか
という視点で書き出しをして
今の自分を捉えなおしたときに
分かっていたつもりでも、新たな発見がある。

今の仕事がイヤだとか嫌いとかではなく
「どうしたいのか」という観点で
アウトプットしてみました。

人生、理想を追う方が楽しい!


色々とがんじがらめの状況が
お互いにあるかもしれませんが
どうにもならないから…とあきらめるのでなく
1つずつ解決策を考えて理想に近づいていきませんか?

そのためには、やはり時間をうまく使うことは大事。

今回の記事が、どなたかの「時間」への意識づくりの
きっかけになれば幸いです。
私もまだまだ、途中。一緒に頑張りましょう!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

*音声配信もしています。
地方暮らしの実情や、専門の心理関係、子育てについても話しています。
地方暮らしですので、訛っていますが、良かったら是非(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?