七ノ森

黒歴史になることを恐れない。

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好きなこと100個を1年かけて書いてみる

Noteの最終更新から1年半が経ってしまった。 意気揚々と書いていた月日記は4半期で連載終了し、少なからずフォローしてくださっていた方々も今や2人になってしまった。 元々”書く”ことが特段好きだったわけではない。小説にエッセイ、書評や映画評、店内Pop、説明書など、私は圧倒的に”読む”派だった。 楽器やアートなど、何かアウトプットを出す系の趣味が何もない自分にずっとコンプレックスを抱えていたため、えいやと威勢よくNoteを始めたものの結局1年経たずに更新が止まってしまった。

    • 好きなもの#7 数字の”7”

      あっという間に最終投稿から2か月が経ってしまった。 結構意気込んで始めたくせにあっちゅう間に投げ出す継続性のなさにまぁまぁ落ち込んだけど、まぁ転職とかも挟んだし仕方ないか。 継続がだいじ。 てことで記事7作目にちなむわけではないけど、アカウント名の由来でもあるのでここらで取り上げてみる。 とはいってもなにか特別な意味があるわけではなく、誕生日が7月7日なだけである。なぜかゾロ目かつ七夕に生まれたことに関しては昔から思い入れが強く、7歳の誕生日には「ラッキーセブンだ!!」と燥

      • 好きなもの#6 寒さ

        寒い日が好き。寒い場所が好き。 決して郷里を思い出して懐かしさを嚙み締めたり、叙情的になるからではない。(そもそも生まれも育ちも神奈川である) ただ寒いと沸々と気分が上がってくるのだ。 台風や雷、地震やハリケーンに対し、テンションが上がる人は一定いると聞いたことがある。 どうやらそれは、これから災害に巻き込まれるかもしれないという状況に対し直感的に脳が”命が危ないかも!”と判断し、アドレナリンが分泌されるからとのこと。 かくいう私も台風の日、自宅の窓から轟轟と唸る風や雨音を

        • 好きなもの#5 村田紗耶香

          初めての出会いは大学生の頃。 当時芥川龍之介賞受賞で話題になっていた”コンビニ人間”を拝読したのが、村田紗耶香さんとの初期接触。その時は、諸々変化の流れが速い現代ならではの作品だなぁと思ったくらいで、正直あまり心に残るような作品ではなかった。実際どこでどうやって読んだかとかもあまり覚えていない そんな自分がクレイジー沙耶香にどハマりしたのは社会人になりたての秋、六本木の蔦屋書店で”地球世人”を読んだ時。 なんだこれは、と思った。 文章として理解は出来るけど、あまりに突飛な

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          8本

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          好きなもの#4 ユタ/ソルトレイクシティ

          ”死ぬまでにもう一度訪れたい場所”と聞かれて真っ先に思い浮かぶのがユタ州にあるソルトレイクシティ。 とは言っても訪れたのはたったの2回、合わせても5日くらいなので、「ここがわたしのアナザースカイ!」というには諸々乏しいけど、たった5日ですっかり虜になってしまうほど素敵な街だった。 ざっくりユタがどんな州かというと、 とまぁ自然と信仰心の高い人が多い州でして、その州都であるのがソルトレイクシティ。 この町の何が好きかというと、建造物や街並みがとても洒落ているところ。 高層

          好きなもの#4 ユタ/ソルトレイクシティ

          好きなもの#3 アングリームーミン

          あんぐりーむーみん。 文字通り怒っているムーミンである。一般的に好まれる顔の表情というのはだいたいが笑顔、たまに困った顔が好きと言う人がごく稀にいるくらいで、起こった顔が好きという人はまずいない。 そんな中でこのアングリームーミンである。 かわいい。はちゃめちゃにかわいい。 満腔の怒りを露わにしている人(妖精)の前で言うのはなんとも気がひけるが、とにかくかわいいのである。 一般的なムーミンといえば、たまに笑ってるかなくらいの微笑を細めで表現するくらいで、基本的には無表情でい

          好きなもの#3 アングリームーミン

          好きなもの#2 ジントニック

          自分はあまりお酒が飲めない。 分類でいえば”アルコールが弱い人”ではなく、”アルコールを摂取しない人”に該当すると思う。 先日スシローに行ったとき、珍しくご機嫌で青りんごサワーを頼んだものの、グラスの半分を飲んだところで全身が真っ赤になってしまい、あまりの紅潮具合に同席者に心配されてしまった。 そもそもほとんどのお酒が飲めない。 麦酒・ワイン・ウイスキー・日本酒・ウォッカなどは、酩酊してしまうとか気持ち悪くなるとか以上に、味がそもそも好きではない。 飲めるアルコールといえば

          好きなもの#2 ジントニック

          好きなもの#1 フルーツの森

          1個目から文量多いもの取り上げても後々プレッシャーになるし、とはいえ初手からライトすぎるのもなぁ、というジレンマに挟まれてつつ選んだ「フルーツの森」。 小さい頃から好きな駄菓子だったが、どちらかというとプラの容器に入った”さくらんぼもち”とかの方をよく食べていた気がする。 味もそうだけど、歯ににちゃにちゃくっつくのがいい。スニッカーズといいガブリチュウといい、歯にくっつく系のお菓子は幸せな気分になる。食べ終わった後も口内の至る所に居座ってるから、しばらくは幸せに浸れる。(

          好きなもの#1 フルーツの森

          夜を嗜む

          朝派か夜派かと聞かれたとき、大体は”朝夜どっちの方が効率的に活動できるか”と問われている事が多いので、元気よく「朝派です!」と答えているが、時間帯として好きなのは圧倒的に夜である。 夜がすき。静かで冷たくて、ちょっぴし寂しい気持ちになるのがいい。「孤独を楽しむ」みたいな中二病臭いことはいいたくないけど、たまにはひとりぼっちに肩まで浸かるのもそれはそれでいい。カップル犇めくイルミネーションスポットに一人で行ったり、休日に家族がピクニックしてる公園を一人で散歩したり、自分から寂

          夜を嗜む

          7月日記

          いやもう8月も中旬ですよ?という横槍には素直に突き刺さりにいくが、しょうがないじゃん。めんどくさくなったんだもん。 とは言いつつ週一とか行ってたNote更新が1ヶ月も守れなくなったらまた自己嫌悪になりそうなので、遅ればせながらの7月日記。 日記と言いつつほぼフィルマークスとビブリアのコピペになってもつまらんので、何となく含蓄のあった話も思い出せる限り。 ■映画(映画館で観たもの) ・アフターエブリシング 擦り切れ散らかした"余命○年お涙頂戴話"ではなく、あくまでその先に

          7月日記

          6月日記

          晴耕雨読とはまったくいかず、仕事プライベート共にごたついてあまり本を読む時間が取れなかった6月。 でも映画はたくさん観たよ。とても楽しかったよ。本と違って必要確保時間が明確に分かるのが映画鑑賞のよいところ。 ■映画(映画館で観たもの) ・流浪の月 大好きな李相日監督の作品。 「悪人」の時の港や「怒り」の時の浜辺など、これまで水辺の撮り方が印象深かったが、今作も月に続く湖畔のシーンが綺麗でそこだけでもずっと見ていたくなった。 カーテンで現在/過去に切り替わる演出や、傘の中

          6月日記

          まだ世間にギリ見つかってない素敵な漫画

          記事タイトルはview数稼ぎたくて、いかにもな謳い文句にしました。たまにはいいじゃないか、ちょっとくらい世俗的になったって。 てことでここ数年読んだ作品の中で「こりゃあ面白いぞ。。」と思った漫画の紹介。 ・フールナイト(安田佳澄) 設定大好きマンの自分からしたら、涎出まくりのこのディストピア設定。 ”ちょっと人並外れた能力を持った主人公が、周りの困ってる人を救う”という王道展開ではあるものの、主人公がやたら厭世的な性格だったり”人類を救う為に人類を植物にする”などというぶ

          まだ世間にギリ見つかってない素敵な漫画

          5月日記

          あれ、6月になってるぞ。前回の投稿から2週間経っちゃったぞ。 やばいやばいということで、5月に観た映画と読んだ本。 ■映画(映画館で観たもの) ・Sexual Drive 「食」そのものにエロスを見出すというよりは、一般的にエロスとされてる事象と「食」を結びつけた様な作品。 その為、想定よりも直接的なエロワードが飛び交うためやや困惑したものの、芦沢さん演じる栗田の独特の話し方や仕草も相まって、官能小説のような形で楽しむことが出来た。 ・マイスモールランド 難民という

          5月日記

          いっぱい歩くのが好きだ

          歩くのが好きだ。 しかもちょっとした散歩じゃなくて、結構な距離を何時間もかけてぐんぐん歩き続けるのが大好きだ。 音楽やラジオ、寄席などを聴きながらあるいていると、それ以外のことは全て頭から霧散していく。仕事上のストレスが溜まって死にそうなときは、そこから逃れるための策として歩く時間を作っている。 初めて気づいたのは、高校3年の夏。来たるべき大学受験に向け横浜の進学塾へ毎日通い、朝9時に自習室に入り夜の22時までひたすら勉強する日々を送っていた頃だった。 傍から見たら真面目な

          いっぱい歩くのが好きだ